名人位・クイーン位決定戦がついにやってきた
2026年1月11日、滋賀県の近江神宮にて、伝統ある小倉百人一首競技かるたの最高峰を決める「第72期名人位・第70期クイーン位決定戦」が開催されます。この戦いは、日本の競技かるた界で最も注目されています。名人位に挑戦するのは、自見壮二朗選手(九州大学かるた会)、そしてクイーン位には矢島聖蘭選手(慶應かるた会)が立ちふさがります。
昨年の激闘を超えて
昨年、名人位とクイーン位の新たな誕生を果たした自見名人と矢島クイーン。彼らは、一年でどのように進化してきたのでしょうか。自見名人は、冷静な試合運びだけでなく、強力な攻撃で相手を圧倒する力を身につけています。2025年には全日本選手権大会で優勝を果たした実績があり、これは名人としての存在感を示しています。
矢島クイーンの進化
一方で、矢島クイーンもスピードと正確さに磨きをかけ、安定感を増しました。高校生から名人位を狙う姿勢は、同世代の選手たちにも刺激を与えています。クイーン位決定戦では、彼女の精神面の強さが新たな武器として機能しています。
挑戦者たちの実力
名人位に挑む川瀬将義選手(みしませせらぎ会)は、鋭い突き手による攻撃が最大の武器。計算された陣形での戦い方は、見どころ満載です。また、クイーン位に挑戦する西牧美渚選手(慶應かるた会)も、独自のスタイルで矢島クイーンに立ち向かいます。彼女の札への反応の速さは、対戦相手にとって脅威です。
観戦チケット情報
観戦するチャンスも逃せません!チケットの販売は2025年12月1日から始まり、一般の方も3,000円で競技会場での観戦が可能です。また、オンライン配信も予定されていますので、自宅での観戦もできます。
前夜祭プログラム
さらに、前日には名人位・クイーン位決定戦の開会式のほか、一般参加可能なプログラムも実施されます。特に、永世クイーンたちによる特別座談会は、競技かるたの魅力を深く知る貴重な機会です。『ちはやふる』の和歌監修を務めた谷知子教授による講演会も興味深く、多様な視点から百人一首を学ぶことができます。
まとめ
この名人位・クイーン位決定戦は、単なる競技を超えた文化イベントでもあります。観客として、また参加者として貴重な時間を過ごせるこの機会をお見逃しなく!
詳しい情報やチケット購入は、
大会公式ページをチェックしてください。競技かるたの魅力を共に感じ、伝統を受け継ぐ戦いを応援しましょう!