第35回ランナーズ賞 授賞式が開催されました
2025年12月9日、東京都千代田区にあるパレスホテル東京で、市民ランニングの普及と発展に寄与した個人や団体を顕彰する「第35回ランナーズ賞」の授賞式が行われました。今回の受賞者は、1団体と2名の個人で、特に注目されたのは山口県美祢市在住の岡崎芳彦さんです。
ランナーズ賞とは
ランナーズ賞は、市民ランニングの普及と発展に貢献した個人や団体、または大会に与えられる賞です。1988年の第1回から今回の第35回に至るまで、これまでに113人や団体が受賞しています。受賞者には、正賞および副賞として200万円の賞金が贈られるほか、大会には記念碑が贈呈されます。
受賞者
- - サロマ湖100kmウルトラマラソン(団体)
- - 大森英一郎さん(神奈川県)
- - 岡崎芳彦さん(山口県)
岡崎さんは2007年から「山口ランニングネットワーク」を主宰し、講演会や合宿、セミナーを開催するなど、地元でのランニング活動に積極的に関与しています。また、下関海響マラソンなどの企画運営にも関与し、地域活性化にも貢献しています。
岡崎芳彦さんの功績
長年にわたり、岡崎さんはランニングを通じて地域の健康増進や交流活動を推進してきました。特に美祢市を拠点に地元の学生ランナーの育成や初心者の大会参加を支援し、「走ることの楽しさ」を広める努力を行っています。彼の活動により、人と人とのつながりが生まれ、ウルトラマラソンでのMCを務めた女性は、かつて岡崎さんが主催した初心者ジョギングセミナーの受講生であることも紹介されました。
授賞式の様子
授賞式では、著名な選考委員である増田明美氏が岡崎さんにトロフィーを授与しました。スピーチでは、岡崎さんは地元の仲間や家族への感謝を表明し、「人生100年」「健康寿命」という言葉を口にしながら、晩年までランニングを通じてより多くの人々が楽しめるよう努めていくことを誓いました。その言葉には、彼の熱意と情熱が込められており、会場は温かい拍手に包まれました。
今後の展望
岡崎さんは「今後も地元・美祢市からランニングの輪を広げていきたい」と語り、多くの参加者が山口県に集まるイベントの企画も進行中です。地域と全国をつなぐ架け橋としての彼の今後の活躍が期待されています。
ランニングを通じた未来の創造
岡崎芳彦さんの取り組みは、単なる運動の普及に留まらず、人々がともに支え合い、健康的なライフスタイルを享受できる未来へつながっています。彼の情熱が示すように、ランニングは地域コミュニティをつなぐ強力な手段であることが再認識されます。皆さんも、岡崎さんの活動を応援し、ランニングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ
「公益財団法人ランナーズ財団」では、市民ランニングの普及に向けた取り組みを続けています。
興味がある方はぜひ、岡崎さんとともに走り出してみましょう!