万博と平和の歌
2025-08-01 10:34:28

戦後80年の節目、万博で響く「平和の歌」とオンライン連携の感動

世界がつながる平和の歌



2025年に開催される大阪・関西万博では、戦後80年という意味深い節目を迎え、「Songs for World Peace」(SWP)という国際音楽プロジェクトによる特別なコンサートが予定されています。本イベントは、音楽を通じて平和のメッセージを伝える革新的な試みであり、世界中のアーティストがオンラインでリアルタイムに参加するハイブリッド型のグローバルクワイア・コンサートです。

SWPとは



SWPは2020年のパンデミックをきっかけに誕生しました。音楽家同士が国境を越えて協力し、平和の願いを届けるために作られた国際的なイニシアティブです。現在では、約100カ国から多数のアーティストが参加しており、音楽を通じた国際的なネットワークへと成長しています。

特別な日、特別なメッセージ



2025年8月6日、広島原爆の日には、万博の最大会場「EXPOメッセ」で『ひろしま平和の歌』の英語版が演奏されます。SWPは広島市からの公式委嘱を受け、歌詞の英訳や編曲、ミュージックビデオの制作を行いました。この日、広島市長からのビデオメッセージも上映され、世界に向けて平和の重要性を伝えます。

さらに、8月9日には長崎原爆の日を記念し、万博の「フェスティバル・ステーション」にてハイブリッド・グローバルクワイア公演が行われます。各国から集まる音楽家や現地バンドがリアルタイムで同時に演奏し、平和の歌を響かせる予定です。

音楽の力で平和を



このプロジェクトの共同創始者である遠山歌子氏は、「音楽は国や言語、文化を超えて人々をつなげる力を持っています。戦争や対立が続く時代にこそ、音楽を通じて希望のメッセージを届けることが重要」と語ります。

同じくSWP創始者の中山義恵氏も、「参加する全てのアーティストからの多様な声が、一つの平和を歌い上げる姿が、今求められている」と述べています。

万博内イベントも充実



万博に合わせて、8月4日には「フューチャーライフヴィレッジ・TEAM EXPOパビリオン」での展示とステージ発表が予定されています。ここでは92カ国から112曲の平和の歌を紹介するインタラクティブな地球儀の体験ができたり、「あなたにとって平和とは?」というテーマでメッセージを共有する掲示板も設置されます。

出演アーティスト



この感動的な公演には、国際色豊かなアーティストも参加します。スペインと日本で活躍するシンガーソングライターのEmily Shibataをはじめ、イギリス・日本のボーカリストHannah Fujii Bennet、アメリカ・日本のR&BボーカリストJoy Johnson、ケニアのジャズシンガーLisa Oduor-Noahなど、多彩な才能が集結します。

支援のお願い



この歴史的なプロジェクトを実現するために、渡航費、宿泊費、機材費を含む資金を募っています。当プロジェクトにご賛同いただける方には、特典として限定デジタルギフトや感謝の意を込めたサンクスビデオをご用意しています。ぜひご支援ください。

SWPの詳細については、こちらをご覧ください。


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