ヒュンメルがアランマーレと新たな契約を締結
デンマークのスポーツブランド「hummel(ヒュンメル)」が、日本の女子バレーボールチームであるアランマーレ山形と女子ハンドボールチームのアランマーレ富山とのパートナーシップを発表しました。2025年10月10日から始まる2025-26シーズンの大同生命SV.LEAGUE WOMENにて、アランマーレ山形がヒュンメルのサポートを受け、新しいシーズンを迎えることになります。
アランマーレ山形とその背景
アランマーレ山形は、山形県酒田市を拠点とし、女子バレーボールチームとして活動しています。昨シーズンはレギュラーシーズンで14チーム中13位、皇后杯ではベスト16に進出しました。ヒュンメルの支持を受けることで、チームの成長を加速させるとともに、さらなる挑戦を推進することを目指しています。
初のクラブ契約を結んだアランマーレ富山
女子ハンドボールのアランマーレ富山は、今シーズンも同じくヒュンメルと契約を結びました。富山県射水市を本拠とするこのチームは、昨年度のレギュラーシーズンで11チーム中3位、さらに第76回日本ハンドボール選手権大会でも3位という成果を収めています。ヒュンメルとの連携は、地域や女性のスポーツ支援も含め、様々な活動を通じて進めていく方針です。
アランマーレのビジョンと魅力
両クラブは、地域の成長と女性の活躍を応援する企業、株式会社プレステージ・インターナショナルにより運営されています。その社員の7割が女性であり、地域と共に成長してきた姿勢がアランマーレの理念に深く根ざしています。「地域と共に成長し、女性応援のシンボルとなる」というチームコンセプトがあり、これが彼女たちの活動の原動力となっているのです。
アランマーレ事業部のディレクターである米田大介さんは、「確かな品質とデザイン性のブランドヒュンメルと共に新たな一歩が踏み出せることを嬉しく思います。これからの10年に向けて大きな挑戦を開始したい」と、ヒュンメルとの協業に期待を寄せています。
新たなユニフォームの魅力
両クラブの新しいユニフォームは、10周年を迎えたシーズンを象徴するデザインです。アランマーレという名前は、イタリア語の「arancia」(オレンジ)と「mare」(海)を組み合わせた造語であり、地域の海とコーポレートカラーであるオレンジを表現しています。新しいユニフォームは、大胆なデザインで水の流れや日本海の波を象徴し、未来への希望も表現しています。胸には「Aranmare」ロゴが配置され、背番号の中には新しいエンブレムがデザインされています。
シーズンと今後の展開
バレーボールのアランマーレ山形は、10月11日のHOMEゲームで新たなシーズンをスタートします。一方、ハンドボールのアランマーレ富山は、9月6日より開幕し、9月13日にホームでの開幕戦を迎えます。 どちらのチームも今後の活躍が期待されるところです。
このようにヒュンメルとの契約を結んだアランマーレ山形とアランマーレ富山は、地域の誇りを背負い、新たな挑戦を続けていきます。女性スポーツの宝庫としての可能性を示し、さらなる進化を遂げることを願っています。