渋谷で西新宿の魅力を盛り上げる"こどおじ"エンタメショーの夜

12月12日（金）、東京・渋谷のLINE CUBE SHIBUYAで行われた『空気階段の大踊り場』イベントは、約2000人の観客で埋め尽くされ、大盛り上がりの一夜となりました。このイベントでは、「孤独なおじさん＝こどおじ」というテーマのもと、来場者たちを楽しませる多彩な内容が繰り広げられました。

まず目を引いたのは、イベント特有のルール『客席でのいちゃつき禁止』。これは、空気階段のメンバーである水川かたまりと鈴木もぐらが観客との不快なトラブルを防ぐために命名したものです。手を繋ぐと、最近ボクシングを始めたもぐらからのパンチが待っているというユニークな試みが行われました。

開演の18時30分、2人が登場すると、場内は熱気に包まれます。しかし、かたまりはぎっくり腰を患っているものの元気に舞台に立ちました。そして、イベントの目玉、岡野陽一が特別ゲストとして登場しました。彼は最近のテレビ出演を通じての話題となった「もぐらの借金5000万円」の暴露を交えながら、多くの爆笑トークを交わしました。

さらに、観客を巻き込んだ議論も展開され、「便器にう○こがへばりつくかどうか」という滑稽な話題で盛り上がりました。これがまた、空気階段のイベントならではの自由で楽しい雰囲気を生んでいました。

この日の最大の見どころが「踊り場アワード2025」のコーナーです。過去2年分の放送から名言を選ぶというこの試みは、かつて年末放送で行われていた伝説的な企画が復活したものです。もぐらがMCを担当し、数々の名言を振り返りながら準グランプリを受賞したライアン先生やもぐらのお母様のサプライズの電話が場内を盛り上げました。

さらに、続くコーナー「こどおじゴットタレント」では、自慢の一芸を披露する“こどおじ”たちがステージに上がり、オカモン（岡野陽一）を審査員として、実に多彩なパフォーマンスが見られました。飼っているヤギとのコントを披露しようとした参加者もいたものの、会場のルールのため断念する等、観客は驚きつつも楽しみました。

合格者には、ビール券やおひとり様旅行などの豪華景品が待っており、やがて最優秀こどおじ「MVO」の発表へと移りました。果たして誰がその座を手にするのか、観客の期待も高まりました。

イベントのクライマックスでは、空気階段と岡野陽一が共演したユニットコントが行われ、赤裸々なトークが繰り広げられました。「会社の面接」という設定で、最後の全員が参加しての大合唱で幕を閉じました。

このように、『空気階段の大踊り場』は、単なるライブイベントに留まらず、笑いや感動、観客との一体感をもたらす特別な夜となりました。さらにまだ配信チケットが販売中なので、見逃した方もぜひチェックしてみてください。詳細は公式サイトにて確認できます。