持田温紀、ODORIBA所属
2025-01-24 08:20:45

車椅子ダンサー持田温紀がODORIBAと専属契約を締結し新たな舞台へ

車椅子ダンサー持田温紀、ODORIBAとの新たな契約



車椅子ダancerの持田温紀(もちだ はるき)が、ダンスプロデュースを手掛ける株式会社ODORIBAと専属マネジメント契約を締結したことを発表しました。この契約により、持田はダンスの若手アーティストとしての活動をさらに広げ、車椅子ダンスの魅力や可能性を多くの人々に伝える挑戦を続けていきます。

持田温紀の経歴



持田は2000年5月28日、東京都に生まれました。少年期はサッカーに夢中で、特に高校時代には積極的なプレイヤーとして活動していました。しかし、高校1年生の時に不慮の事故により脊髄を損傷し、そこからは車椅子ユーザーとしての新たな生活が始まります。500日もの入院生活を経て復学し、中央大学法学部に進学しました。

大学ではサッカー部に入部し、プレイヤーとしての役割は失ったものの、スポンサー獲得や地域との連携活動など、チームを裏方から支えるマネジメントに情熱を注ぎました。国際寮での生活やカタールW杯の現地観戦など、多くの経験を通じて、彼は自分にできることを模索し続けます。

そんな中、持田は「パラダンススポーツ」に出会い、車椅子ダンスを通じて自身の感情を表現する楽しさを見出すことになります。その才能はやがて実を結び、持田は「2023ジェノア世界選手権」や「2024アスタナアジアパシフィック選手権」といった国際大会にも日本代表として出場するまでになります。

未来への展望



2024年3月には、ODORIBAが企画するプロジェクト「True Colors DANCE 2024」に参加し、将来を担う様々なダンサーたちと共演しました。この経験を通じて、持田は仲間との共演の楽しさを実感し、さらなる挑戦を決意することとなります。彼は、車椅子ダンスの魅力を広めるために、今後もODORIBAの一員として活動を続けていくことでしょう。

車椅子ダンスの魅力



持田は現在、ダンス用車椅子の開発に、大手車椅子メーカーの松永製作所からサポートを受けています。これにより、より充実した活動を展開することが期待されています。車椅子ダンスは、障害の有無にかかわらず多くの人々が共演し、感動を共有できるフィールドとして注目されています。持田は、これからの活動を通じて、その可能性を広く発信していくことでしょう。

結論



持田温紀は、ODORIBAとの契約を機に新たなステージへと進み、車椅子ダンスを通じてのアートの発信に挑む姿勢を変わらず持っています。彼の活躍は、多くの人々に勇気や希望を与え、ダンスという表現方法を通じて、多様性の中での新たなチャンスをもたらすでしょう。今後の活動から目が離せません。


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