伝説のロック名盤
2025-06-09 00:24:30

伝説の日本のロック名盤がアナログで甦る!J-DIGSの新プロジェクト

日本のロック名盤がアナログで再登場!



日本コロムビアが手掛ける「J-DIGS reissues」プロジェクトが、伝説的な日本のロックアルバム5タイトルを新たにアナログレコードとしてリリースします。このプロジェクトは、日本の音楽文化に貢献した名盤を世に再び広めることを目的としており、今回は特に注目の5作品が揃いました。これらのアルバムは、1970年代のロックシーンの重要な出来事を反映しています。

収録アルバムの紹介



1. ブルース・クリエイション『悪魔と11人の子供達』(1971)


最初に登場するのは、ブルース・クリエイションの名作『悪魔と11人の子供達』です。このアルバムは、日本のハードロックの夜明けを告げるとされ、特にそのヘヴィなギターサウンドが魅力です。竹田和夫率いるこのバンドは、ブラック・サバスやレッド・ツェッペリンなどの影響を感じさせる楽曲を収めています。さらに、クリア・ディープ・ブルー・ヴァイナル仕様での登場が特別感を増しています。

2. 瀬川洋『ピエロ』(1972)


次は、瀬川洋の『ピエロ』です。彼は日本語でのカントリー・ロックを追求し、このアルバムではフラワー・トラヴェリン・バンドや他の有名ミュージシャンが参加しています。リマスタリングも久保田麻琴によって施され、ボーナストラックとしてシングル「君がいた白い部屋」が追加収録されています。

3. 山内テツ『TETSU』(1972)


山内テツのファーストソロアルバム『TETSU』も注目です。エッジの利いたギターとグルーヴィーなサウンドが特徴で、ファンク・ロックの要素も取り入れています。中でも『Wiki Wiki』はその強烈なサウンドで聴く人を惹きつけます。

4. 石間ヒデキ『One Day』(1973)


石間ヒデキの唯一のソロアルバム『One Day』は、サイケデリックな要素とアシッド・フォークが融合した作品です。後にシタール奏者としても名を馳せる彼の魅力が詰まっています。多才なミュージシャンたちが参加しており、70年代の日本ロックの重要な証しともいえるでしょう。

5. 玉木宏樹『存在の詩』(1980)


最後は、玉木宏樹の『存在の詩』です。多重ヴォーカルとシンセサイザーを駆使して、スピリチュアルな音楽絵巻を描いています。インドの宗教哲学者バクワン・シュリ・ラジニーシの影響を受けたこのアルバムは、アシッド・フォークの隠れた名曲を含んでおり再評価されています。

特別仕様とリリース情報



これら5タイトルは全てがゲートフォールド(ダブルジャケット)仕様で、新規ライナーノーツが日本語と英語で掲載されます。また、J-DIGS reissuesから同時に、和ジャズの名盤6タイトルもリリースされるとのことです。アナログレコードファンにとっては、お見逃しなく!

  • - 発売日: 2025年11月1日
  • - レーベル: NIPPONOPHONE
  • - 販売元: 日本コロムビア株式会社

この機会に、伝説の名盤をアナログで楽しんでみてはいかがでしょうか?音楽史を感じさせる貴重なアートピースとなることでしょう。


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