7月10日から7月16日まで、全国の映画館で公開されるオペラ《フリーダとディエゴ 最後の夢》。この作品は、メキシコの偉大な画家夫婦フリーダ・カーロとディエゴ・リベラの感動的な物語を描いた新作です。
舞台となるのは1957年、メキシコの「死者の日」。長い年月を経て、妻フリーダを失ったディエゴは、彼女との再会を渇望しています。そこに冥界からフリーダが24時間限定で姿を現します。しかし、それには厳格な掟があり、彼女は生者に触れることが許されません。このストーリーは、オペラ《オルフェオとエウリディーチェ》の既存の概念を逆転させた新たな解釈を持って展開されます。
制作には、音楽家として名を馳せるガブリエラ・リーナ・フランクが曲を手がけ、劇作家ニロ・クルスが詞を担当するという豪華な組み合わせが実現しました。演出と振付は、シルク・ド・ソレイユやリオ五輪閉会式で知られるデボラ・コルカーが手がけ、贅沢な舞台装置と衣装が見どころです。
そして忘れてはいけないのが、現代オペラ界のスターとも言える歌手陣。フリーダ役にはイザベル・レナード、ディエゴ役にはカルロス・アルバレスが登場し、その美しい歌声で観客を魅了します。
この作品は、耳に残る現代音楽、美しい衣装、圧巻の舞台セットで構成され、観る者を幻想的な世界へ導きます。現在公開中の予告映像は、このオペラがどれほど美しく、また感動的なものであるかを物語っています。
特に注目したいのが、フリーダ・カーロとディエゴ・リベラの再会のシーンです。この瞬間は、亡くなった愛する人との再会がもたらす感情の深さと、その後の運命を暗示する象徴的な場面展開が繰り広げられます。
7月10日から16日までの上映期間中、映画館でこの感動の作品を体験することができます。特に、東劇では7月23日までの上映も行われるため、この機会を見逃さないでください。今シーズンのMETライブビューイング最後を飾る愛と魂の物語に、期待が高まります。日本にいながら世界最高峰のオペラを体験できる貴重なチャンスをお見逃しなく!
上映詳細
期間: 7月10日(金)~7月16日(木) (東劇のみ7月23日までの2週上映)
上映館: 東劇、新宿ピカデリーをはじめ全国21館
指揮: ヤニック・ネゼ=セガン
演出: デボラ・コルカー
出演: イザベル・レナード、カルロス・アルバレス、ニルス・ヴァンダラー、ガブリエラ・レイエスほか
あらすじ
1957年、メキシコの「死者の日」。フリーダ・カーロを失って3年が経つディエゴは、彼女との再会を願っている。一方、冥界で安らかだったフリーダは、ディエゴの最期に寄り添うべきだと選ばれ、24時間だけ地上に戻ることを許されます。しかし、彼女には生者に触れてはならないというルールが存在しました。果たして、二人の愛はこの試練を乗り越え、どのような結末を迎えるのか。その全貌が映画館で明らかになるでしょう。
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