音楽で世代を超え
2025-03-18 14:27:26

音楽でつながる!多世代バンドが大阪・関西万博に登場

音楽でつながる!多世代バンドが大阪・関西万博に登場



大阪大学発のスタートアップ、eMotto株式会社が開発した挫折しない楽器「ParoTone」を取り入れた多世代バンドが、2025年4月26日に大阪・関西万博でステージ発表を行います。これにより、音楽が持つ力を深く体感できる機会が創出されます。

目指すは世代を超えたコミュニケーション


社交的なつながりが失われつつある現代社会において、特にシニア層の孤立が問題視されています。その中で、新たなコミュニケーション手段として「音楽」が注目されています。特に新型コロナウイルスの影響で、在宅時に音楽活動を始めた人が増加していることも、この動きの後押しとなっています。

ヤマハ音楽振興会の調査からも、従来の楽器で音楽を挫折する人は全体の4割以上にのぼることが明らかになっており、これを受けてeMottoは「ParoTone」の開発に取り組みました。この楽器は、習得の難易度を下げ、誰でも気軽に音楽を楽しむことを目的としています。

ParoToneでバンド結成


2024年8月、50代以上のメンバーを中心にParoToneバンドが結成されました。以来、メンバーは東京都江東区で定期的に集まり、約2週間ごとに練習を重ねています。メンバー同士が顔を見合わせることで、一体感を持ち、音楽を通じて心がつながる様子は、まさに圧巻です。ここで発生するコミュニケーションは、単なる音楽演奏以上のものであり、互いの存在を尊重し合う関係を築く助けとなっています。

万博でのステージ発表


いよいよ迎える2025年4月26日、大阪・関西万博にて「ParoToneバンド」がステージを飾ることになります。ここでの発表は、11:00から30分間にわたって行われ、多様な世代が一緒になって奏でる音楽の力を示す絶好の機会です。楽器の経験がほとんどないメンバーもいる中、音楽は共通言語となり、互いの距離を縮める役割を果たしています。これはまさに、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会の実現」と重なり合います。

バンドメンバーの声


70代の和田さんは、「夢のジャズの曲を披露できることに感動しています。毎朝5時から練習しており、それが脳の活性化にもつながっています」と語ります。また、近藤さんは「家族の中で自分だけ楽器ができないと思っていたが、ParoToneと出会い夢が膨らみました」と期待を寄せています。こうしたメンバーの声は、ParoToneが新たな可能性を開いている証です。

継続的な音楽活動


今後もParoToneバンドは、定期的に練習イベントを実施する予定です。初めての方も大歓迎しますので、音楽活動に参加するチャンスは無限大です。これにより、関西と関東のシニア世代が積極的に活動する場を提供します。「音楽の力を通じてつながる」という理念のもと、楽器を通じたコミュニケーションが促進されることを目指しています。

ParoToneの魅力


「ParoTone」は、従来の楽器に比べて非常に習得が速く、初日からグループで合奏が可能です。開発チームは、音楽理論の複雑さを排除し、誰でも音を楽しむことができる楽器を開発しました。その結果、音楽はただの趣味以上に、心を通わせる道具となります。

ParoToneは、存分に楽しめるだけでなく、深い奥行きを持つ楽器でもあります。指使いやリズムを練習することで、楽曲に合った演奏方法を習得できる楽しみがあります。

最後に、音楽はすべての世代をつなぎ、そして新たなコミュニティを形成する力を秘めています。今後もParoToneを通じて、多世代が共に楽しみ合い、成長していけるコミュニティの形成に貢献していきます。

ParoToneに関心がある方は、公式サイトをご覧ください: ParoTone公式サイト


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