茨城ロボッツと五霞町が協力、プロ選手が中学生に指導する特別クリニック！

プロ選手による特別クリニックが五霞町で実現

茨城県五霞町で、プロバスケットボールチーム「茨城ロボッツ」に所属する久岡幸太郎選手による特別なクリニックが開催されました。このクリニックは、県西地域では初めての試みで、地域の中学生たちがプロ選手と直接触れ合い、貴重な経験を得る素晴らしい機会となりました。

クリニックの詳細

クリニックは、五霞町B＆G海洋センター体育館で行われ、参加者は町内のバスケットボール経験のある中学生26名です。彼らは、憧れのプロ選手との交流を通じて、スキルを向上させることを楽しみにしていました。

ウォーミングアップとドリブル練習

まずは、ウォーミングアップからスタート。久岡選手は、レッグスルーやビハインドバック、ポケットドリブルといった多様なドリブル技術を実演しながら、参加者の動きをしっかりとチェックし、的確なアドバイスを行いました。これにより、生徒たちは実際のプレーでの感覚をつかむことができました。

ペアでのパス練習

次に、ペアになってのパス練習が行われました。久岡選手と練習した生徒は、「プロの選手との練習は初めてで緊張したけれど、とても楽しかった」と話しており、貴重な経験が彼らの心に刻まれたことが伺えます。

シュート練習での新しい挑戦

シュート練習では、ランダムに色が変わるコーンを使ったメニューが導入され、判断力や瞬発力を鍛える要素も取り入れられました。初めての練習器具に戸惑っていた参加者たちも、久岡選手の励ましを受けながら楽しんで練習に励みました。久岡選手のスピード感あるプレーに生徒たちは夢中になり、多くの学びを得ました。

ノックアウトシューティングとサプライズ

クリニックの終盤では、遊び感覚で参加できる「ノックアウトシューティング」が行われ、勝者には久岡選手からユニフォームがプレゼントされました。このイベントに参加した生徒は、目を輝かせて「茨城ロボッツを応援したい」と語り、地域への愛着が一層深まったようです。

質問コーナーでの貴重なトーク

クリニックの最後には、久岡選手が参加者からの質問に直接応じるコーナーも設けられました。「どうしてプロを目指そうと思ったのか？」「パスが上手になるためのコツは？」といった質問に対し、久岡選手は自身の経験談を交えながら、丁寧に答えました。彼の言葉は生徒たちにとって大きなモチベーションとなったことでしょう。

クリニックの感謝と今後の展望

クリニックの閉会後、参加者全員にはクリアファイルが贈られ、久岡選手との記念撮影やサインを求める列ができるなど、すぐに賑やかな雰囲気が広がりました。

五霞町の町長は「貴重な経験を提供していただき感謝しています。今回は未来のスター選手が生まれるきっかけになるとうれしいです」とコメントしており、地域全体でのスポーツ振興への期待感が高まっています。