韓国の名作時代劇が新たに生まれる、「ヘチ王座への道」がBS日テレで初めて放送されることが決まり、これから大きな話題を集めそうです。この作品は、名君とも称される朝鮮王朝の第21代目の王、英祖(ヨンジョ)の若かりし頃の物語です。主演のチョン・イルが演じるイ・グムは、王となる運命を持たぬ王子。彼は自らの立場を捨て、正義のために戦う道を選びます。
物語は18世紀初頭、粛宗(スクチョン)の次男として誕生したイ・グムから始まります。彼は母の身分が低いため軽視され、王位継承者として自らの運命を受け入れずに生きてきました。しかし、彼の兄であるイ・ユンは病弱で子どもを持たず、朝廷内では悪行を重ねる傍系の王族イ・タンが代わりの王位を狙う陰謀が渦巻いていました。
イ・グムの目の前に立ちはだかるのは、権力者たちが私欲を満たすために法や正義を無視しようとする苦悩の世界です。彼は王座を巡る争奪戦に巻き込まれ、不正を暴くため、熱血青年パク・ムンス、司憲府に仕える女性ヨジ、町のごろつきタルムンと共に立ち上がります。彼らによる友情と信念の物語は、視聴者の心をきっと掴むことでしょう。
この作品の可能性は、韓国時代劇ファンにとっても貴重な体験です!「トンイ」で有名な英祖が主人公として描かれることで、物語にさらなる深みと楽しさが加わります。BS日テレの國井プロデューサーは、「視聴者はこの主人公が後にどのような運命を迎えるのかを想像しながら楽しむことができる」と語っています。加えて、主演のチョン・イルは、除隊後初めての作品であり、これまでのイメージを一新した新たな役柄に挑戦しています。
全24話で展開されるこの作品は、毎週月曜から金曜の夕方5時59分から放送される予定です。視聴後はTVerでの見逃し配信も行われるため、見逃してしまう心配もありません。新しい時代劇の幕開けをぜひお見逃しなく!