上月財団とアスリート
2025-09-03 12:54:23

上月財団が未来のアスリート支援を発表!2025年度の認定式と表彰式

2025年9月2日、コナミクリエイティブセンター銀座 esports 銀座 studioで、上月財団による「上月スポーツ選手支援事業」認定式および「上月スポーツ賞」表彰式が行われました。この重要なイベントは、上月財団が教育とスポーツの振興に寄与する理念に基づき、若きスポーツ選手たちの成長を支援するための取り組みの一環です。

上月財団は1982年の設立以来、「日本の将来は教育にあり」という信念のもと、スポーツ、教育、文化の発展を目指しています。2025年度においては、特に次代を担う若者の競技力向上を図る「スポーツ選手支援事業」が今期で24回目を迎え、支援対象のアスリートの支援を続けています。

今年度のスポーツ選手支援者には、活動資金を安心して利用し、世界の舞台で活躍することが期待される74人のアスリートが選ばれました。支援金は、大学生や高校生には年額120万円、小学生・中学生には90万円が助成され、彼らのトレーニングを後押しします。スポーツ庁の籾井圭子審議官や日本スポーツ協会の森岡裕策専務理事など、多くの来賓が集まる中、選考委員長の村田哲也常務理事が挨拶を行い、一人ひとりに認定書が授与されました。

認定式では、74名のアスリートが水泳、体操、柔道、スキー、スケートなど多様な競技から選ばれ、ウエイトリフティングの比嘉歩選手が代表として誓いの言葉を述べました。彼女自身も支援を受ける立場にあり、今後の活躍に期待が寄せられています。

続いて行われた「上月スポーツ賞」の表彰式では、オリンピックや世界選手権で輝かしい成績を収めたアスリートたちに栄誉が贈られました。過去には羽生結弦選手や伊藤美誠選手などが受賞し、今回も世界水泳選手権で輝いた梶本一花選手や柔道の村尾三四郎選手、スキーの葛西優奈選手が名を連ねています。彼らは村田常務理事から表彰状とトロフィーを授与され、その成績が称えられました。

また、受賞者を代表して講演を行ったのは、2011・2012・2013年度の「上月スポーツ賞」受賞者である寺川綾選手。彼女は自身の現役時代の経験や引退後の活動について振り返り、未来のアスリートたちに対して激励のメッセージを送る貴重な場となりました。参加者たちは講演を通じて多くの刺激を受け、次世代アスリートたちへの期待が膨らむ瞬間となりました。

2025年度の「上月スポーツ賞」受賞者には、下記の選手が名を連ねました:
  • - 世界水泳選手権シンガポール2025:梶本一花(女子3㎞ノックアウトスプリント:1位)
  • - 2025年世界柔道選手権ブダペスト大会:村尾三四郎(男子90㎏級:1位)
  • - 2025 FISノルディックスキー世界選手権大会:葛西優奈(女子複合個人ノーマルヒル:1位)
  • - ISU世界ジュニアフィギュアスケート選手権大会2025:中田璃士(男子シングル:1位)
  • - 2025 FIEフェンシング世界選手権:山田優(男子エペ団体:1位)

上月財団は、今後も次世代のスポーツ選手たちが安心して競技に打ち込める環境を整え、さらなるサポートを続けていくことを約束しています。アスリート育成に向けた取り組みは、未来のスポーツ界を支える大きな力となることでしょう。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: 上月財団 スポーツ選手支援事業 上月スポーツ賞

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。