渋谷慶一郎が手がけた高橋悠治の名作コンサートアルバム2作品
音楽シーンに新風を吹き込むアタック・トーキョー株式会社は、渋谷慶一郎のプロデュースにより、高橋悠治のコンサートアルバム2作品、『ATAK028 Piano Yuji Takahashi』と『ATAK029 MULTIPLE Yuji Takahashi』をリリースしました。これらのアルバムは、代官山のクラブヒルサイドとの共催によって、昨年の11月と本年の4月に行われたライブコンサートを収録したものです。実に高橋悠治の作品がATAKからリリースされるのは、2003年の「ATAK007 yuji takahashi + keiichiro shibuya + maria」以来、約20年振りとなります。
アルバム詳細
『ATAK028 Piano Yuji Takahashi』
本作では、高橋悠治が2000年から2010年にかけて制作したピアノソロ作品や連作、さらに渋谷慶一郎との即興演奏を収録しています。このアルバムは、モダンなピアノの響きを楽しめる内容となっており、高橋の作品の魅力を余すことなく伝えています。
収録曲の一例
1. Piano4 Automat in Suginami Ward
2. Piano3 for Thomas Schultz
3. Improvisation for Piano Four Hands(共演:渋谷慶一郎)
『ATAK029 MULTIPLE Yuji Takahashi』
こちらのアルバムでは、菊地成孔や石上真由子、朝吹真理子といった多彩な共演者による新しいアプローチの曲が楽しめます。現代音楽の繊細さとアイデアの豊かさが表現されており、聞く者を心地よい音の世界へと誘います。
収録曲の一例
1. Basilic de Messine~星火(共演:石上真由子)
2. 網膜裂孔(朗読:朝吹真理子)
3. 時(朗読:朝吹真理子)
渋谷慶一郎の思い
本アルバムのリリースに際し、渋谷は高橋悠治との出会いや共演に対する感謝の意を述べています。彼は、音楽はただの演奏にとどまらず、自己表現の場であると強調し、自身がプロデュースを手掛けることへの思いを語りました。「悠治さんの音楽を知ったのは中学生の頃。大学時代には、悠治さんと直接会えたことがとても大きな経験でした。」と語り、音楽に対する愛と情熱を感じられるコメントが印象的です。
『FELT』の配信開始
さらに、渋谷は清水靖晃とのライブアルバム『FELT』もリリースしました。このアルバムは、2010年に東京芸術劇場で行われたコンサートを収録したもので、デュオ演奏やバッハのソロパートも含まれ、聴く者に感動を与えます。ついに各種ストリーミングサービスでの配信が開始され、より多くのファンが楽しめる環境が整いました。
まとめ
高橋悠治の新しいアルバムは、音楽ファンには必聴の作品です。彼の音楽の世界を、ぜひこの機会に堪能してみてください。またそれに続く清水靖晃とのコラボレーションもお楽しみください。これからの音楽シーンも目が離せません!