アニメソングと盆踊りの融合！大阪万博での新たな挑戦

2025年4月30日から5月2日まで、大阪・関西万博において、
「アニソン盆踊り協会」が出展すると発表されました。これは、
全国の盆踊り文化を普及・振興するために活動する「日本盆踊り協会」が企画・運営し、
アニメソングに合わせて盆踊りを楽しむ新しい形のエンターテインメントです。

アニソン盆踊り協会の誕生

「アニソン盆踊り協会」は、アニメソングで盆踊りを踊るユニットとして、特に若い世代や外国人に向けて、
盆踊りの楽しさを伝えることを目的としています。会長を務めるのは高岡庸平氏、
振付監修には「東京五輪2020」閉会式にも関与した鳳蝶美成氏が名を連ねています。彼女は日本民踊の第一人者として、
“盆踊りのプロ”としての地位を確立しています。アニソン盆踊り協会には、アニメ好きで踊りが得意な49名が参加予定で、
その中には、日本舞踊家、ダンサー、アイドル、和太鼓奏者、コスプレイヤー、アニソンDJなど、さまざまなジャンルの人々が含まれます。

伝統と新しさの融合

盆踊りは、もともと児童向けのアニメでオープニングやエンディングの定番として流れることが多く、
そのためアニメと盆踊りとの親和性は高いです。しかし、この「アニソン盆踊り協会」は、
単に過去を振り返るのではなく、「温故知新」という精神で新しい文化を作り出そうとしています。
アニメと盆踊りを融合させることで、多世代や国際色豊かな観客に楽しんでもらえるようなコンテンツを展開する予定です。

次なる展開

この協会は、万博でのイベント以外にも、国内外での様々なイベントに出演予定です。
特にフィリピンのセブ島で開催される盆踊り大会や、
約10万人規模のグルメフェスティバルへの参加も考えています。アニメソングに合わせた振付で、
年齢や国籍を問わず誰でも楽しめる盆踊りの文化を広めていく活動は、
日本の伝統の新たな一歩となることでしょう。

アニソン盆踊り協会に参加するメンバー

「アニソン盆踊り協会」には、約1,000年続く日本の大衆文化としての盆踊りを全国に広めるため、
各種バックグラウンドを持つメンバーが参加します。具体的には、月海つくねや禁断の茉莉花など、
人気のコスプレイヤーやアニソンDJもスポットメンバーに加わっており、
ファミリー層や外国人観光客も一緒に楽しめる内容になっています。