千葉ジェッツとココロミルの新たな絆
千葉県船橋市を拠点に活動するプロバスケットボールチーム、千葉ジェッツふなばしが、株式会社ココロミルとオフィシャルサプライヤー契約を結びました。この提携により、ココロミルが提供する「ホーム心臓ドック®」を通じて、選手の健康管理が強化されることとなります。
華やかなコートの裏に
プロスポーツの世界では、選手の健康管理がますます重要視されています。特に心臓に関する疾患は、症状が乏しいこともあり、早期発見が困難です。ココロミルがサポートしたデータによると、トレーニングによって心臓にかかる負担が影響し、一般の人々と比較して不整脈を抱える確率が10%以上も高いことが報告されています。
このような背景から、長時間にわたる心電図モニタリングが必要です。そこで、ココロミルが展開する「ホーム心臓ドック®」では、精度の高いウェアラブル心電計を用い、選手がトレーニング中でも自宅でも心電図を長時間計測します。こうして得られたデータによって、不整脈の兆候を早期に発見し、さらには睡眠時無呼吸症候群やストレスの状態も可視化できるのです。
チーム全体の健康を支える
今回の提携により、千葉ジェッツの選手だけでなく、スタッフやコーチ陣の健康管理も視野に入れています。チーム全体のコンディションを向上させることで、より良いパフォーマンスを実現させようとしています。
ココロミルの代表取締役社長、林大貴氏は「選手の健康を守ることはもちろん、最高のパフォーマンスを引き出すためには、睡眠の質やストレス管理が非常に重要です。私たちのサービスを通じて、千葉ジェッツがさらに活躍できるように手助けしていく」と語っています。
この取り組みは、スポーツ界だけに限らず、企業や個人の健康維持にも広がるニーズに応えるものとなるでしょう。
ホーム心臓ドック®とは?
「ホーム心臓ドック®」は、自宅で行える心電図検査です。胸部に手のひらサイズの心電計を装着し、なんと9時間以上にわたり心電図データを取得します。取得されたデータは専門の臨床検査技師により解析され、詳細なレポートが作成されます。このような方法で、通常の健康診断では気づけない隠れた心疾患のリスクを見つけ出すことが可能です。
また、睡眠の質やストレス状態を把握できることで、患者の生活面における改善が期待できます。健康を可視化することで、心疾患の早期発見や生活の質を高める手助けができるのです。
市場へのインパクト
企業としてのココロミルは、「病気で後悔しない社会へ」という目標を掲げており、フルスピードで人々に健康の重要性を訴えています。今後も自宅で手軽に取り入れられる健康検査の普及を進め、より多くの方々に健康的な生活を送っていただけるよう、様々な取り組みを展開していく方針です。
このように、千葉ジェッツとココロミルの提携は、スポーツ界の健康管理の新たなスタンダードを築く可能性を秘めているのです。選手たちが最高のパフォーマンスを発揮できる環境が整うことで、今後の千葉ジェッツの活躍にも大いに期待が持てます。