宇都宮ブレックスが挑む2025-26シーズンの展望とスローガン

宇都宮ブレックスが2025-26シーズンに向けて掲げたスローガンは「Transcend」。
この言葉には、「全員で今までの自分たちを超えていく」という力強いメッセージが込められています。過去のブレックスを越えるという決意が、今季の展望に大きな影響を与えています。

疾風怒涛の前シーズン

2024-25シーズンは、ブレックスにとって記憶に残る一年となりました。連続してレギュラーシーズンをリーグ1位で終え、ファンの支持を受けてチャンピオンシップに進出。そして、見事に4度目のBリーグファイナルに進むという快挙を成し遂げました。

ファイナルでは、強豪チームとの激戦を繰り広げ、チーム全体が一丸となり3度目のBリーグ優勝を達成。さらにBリーグを代表して出場した「BCL Asia2025」でも、アジアの強豪たちと戦い抜きつつチャンピオンの称号を手に入れました。その背景には、昨年逝去したブラスウェル氏への思いがあり、チーム全員の士気を高めていました。

新シーズンへの熱い挑戦

2025-26シーズン、ブレックスは新たな挑戦を迎えます。9月にはシンガポールで開催される世界No.1クラブ決定戦「FIBAインターコンチネンタルカップ2025」に初出場。これは、Bリーグ所属チームとして初の快挙であり、ブレックスにとっても大きなステップとなることでしょう。10月からは「EASL（東アジアスーパーリーグ）」も始まり、世界・東アジアの強豪チームとの対戦が待っています。

さらに、2026-27シーズンからはBリーグ PREMIERがスタートすることもあり、今季は特に重要な年です。ホームゲームで平均4,000人以上の観客を集めることを目指し、地域密着の活動を強化し、ファンの皆さんに喜んでもらえるよう努めていくとのことです。

現状打破と連覇を目指す

昨シーズンの優勝に満足することなく、チーム全員が「現状打破」を体現する必要があります。今季の最大の目標は連覇、厳しい局面でも「BREX MENTALITY」を発揮し、最高の結果を収めるために尽力します。フロントスタッフも一丸となって、全員が改善と進歩に努め、ファンが共に戦いたいと感じるチームを目指しています。