大衆演劇と伝統芸能が織りなす新時代の舞台「劇龍夏の演劇祭2025」

想像を超える舞台体験が待っている「劇龍夏の演劇祭2025」

2025年の夏、東京の篠原演芸場で開催される「劇龍夏の演劇祭2025」では、大衆演劇と伝統芸能が融合する舞台作品が上演されます。今回のイベントでは、シェイクスピアの名作「マクベス」を題材にした『舞狂唄図』と、講談を元にした『嘆歌奏』の二本立てが予定されています。演出は、TEAM劇龍の座長である龍美麗が担当し、脚本には詩的な表現で注目される坪田塁が名を連ねています。

dubR（ダブルアール）とは

「dubR」とは、龍美麗による新たな舞台プロジェクトであり、「double」と「Ryu（龍）」及び「Rui（塁）」の頭文字を組み合わせた名前です。彼らは、二人の力を重ね合わせ、従来の表現に新しい命を吹き込むことを目指しています。今回の公演は、そのコンセプトを基にした特別な舞台となることでしょう。

二本立て公演の魅力

今回の公演が特別なのは、dubRの初となる二本立て公演である点です。『舞狂唄図』は、「マクベス」を歌舞伎の世界に置き換えた独自の脚本で、舞台芸術の新しい形を体感させてくれます。一方、『嘆歌奏』は、伝説の歌舞伎役者・中村仲蔵の生涯を描き出しており、講談のリズムに沿った濃密な時間が展開されます。両作品は“表裏一体”の関係にあり、観客はそれぞれの物語を通して深い感動を得ることができるでしょう。

公演の詳細

「劇龍夏の演劇祭2025」は2025年の8月21日から24日まで開催されます。演目は以下の通りです：

- 8月21日（木） 昼・夜：『舞狂唄図（マクベス）』
- 8月22日（金） 昼・夜：『嘆歌奏（なかぞう）』
- 8月23日（土） 昼・夜：『舞狂唄図（マクベス）』
- 8月24日（日） 昼・夜：『嘆歌奏（なかぞう）』

チケットは4,000円で、すべて指定席です。発売は7月19日16:00からラインで開始され、劇場窓口では8月1日15:30から、電話予約は8月2日12:30から行われます。

俳優陣の顔ぶれ

今回の舞台には、実力派俳優たちが集結します。座長・龍美麗をはじめ、劇龍メンバーや市川右田六、林佑樹、高橋諒、あべいくじろうなど多彩な俳優たちが共演します。彼らの背景にある異なる舞台文化や芸歴が、作品に新しい深みを与えることが期待されています。

観客へのメッセージ

企画・演出を手掛けた龍美麗は、「大衆演劇と伝統芸能の魅力を結集した三つ巴の舞台をお届けします」と意気込みを語っています。観る者の心をつかむ、斬新な舞台表現を提供し、新たな出会いと感動を創出することが目的です。

篠原演芸場で、個性的なアーティストたちによる挑戦的な演技を体感してみませんか。暖かい夏の日に是非、観に来てください。