バリアフリー映画祭
2025-05-21 19:52:29

SSFF & ASIA 2025:全ての人に映画の感動を届ける取り組み

ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2025



映画祭の歴史は、映画を愛する人々の想いで彩られています。それは、作品鑑賞を通じて感動を共有することができる場所であり、同時に文化や人々の多様性を感じる機会でもあります。2025年、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)は、その使命をさらに進化させる「バリアフリー上映」を展開します。

インクルーシブな映画体験


SSFF & ASIAは、視覚障がい者向けの音声ガイドと、ろう者・難聴者向けの字幕ガイドを取り入れたユニバーサル上映会を開催します。満島ひかりさん主演の『演じる女』や、最新のショートフィルム『日の出を知らない街』を特別に上映します。これにより、すべての人が同じ感動を味わえる環境を整えたいという思いから、参加者の視点を反映した作品の提供を目指します。

映画への情熱とクラウドファンディング


過去2年間の活動を通じて寄せられた「観られる映画がもっと増えてほしい」という要望に応えるため、今回の映画祭では、さらなる作品を増やすためのクラウドファンディングを始めます。この取り組みには、映画の制作費やガイド制作費、スタッフの手配に必要な経費が含まれ、サポーターには特別な体験と感謝を込めて特典が用意されます。

導かれる新たな視点


映画祭代表の別所哲也さんは、「ショートフィルムには、世界中の文化が凝縮されています。この体験をさらに多くの人々に伝えたい」と語ります。映画は、視覚や聴覚に障がいのある方々にも楽しんでもらうものにならなければなりません。すべての人に物語が届く環境を整え、バリアフリーを当たり前のものにすることが、映画祭の使命です。

トークイベントでの学び


今年の特別上映会には、ろう者の俳優や字幕に関わった人々が参加し、トークイベントも行います。このイベントは手話通訳と要約筆記を用いてバリアフリーに対応します。映画への情熱、文化の多様性、そしてインクルーシブな社会の重要性について、共に学び合う時間が設けられます。参加者は、創造的なプロセスやフィルムメイキングの裏側を知ることができる貴重な機会となります。

SSFF & ASIAの今後


SSFF & ASIAは、映画祭のインクルーシブ性を高めるために、今後も様々な取り組みを行なっていきます。視覚や聴覚に障がいがある方々に配慮した上映作品を増やし、もっと多くの方々に映画の楽しさを体験してもらうことが目標です。「映画を、すべての人のものに」という理念のもと、今後の活動にも是非注目していただきたいと思います。私たちが目指すのは、映画がすべての人にとって身近な存在となることです。一緒に映画の感動を共有しましょう。

映画祭関連情報


クラウドファンディングは2025年5月31日まで実施中です。支援を通じて、生まれる作品やイベントに参加し、特典を受け取るチャンスがあります。

  • - ユニバーサル上映会日程: 2025年5月31日(土)11:20-13:10
  • - 会場: 表参道ヒルズスペースオー
  • - 無料予約: こちらから

映画は心を動かす力を持っています。すべての人にその力を届けましょう。


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