ウォーターセーフティ教室、特別コーチによる啓発活動
2025年6月29日、大阪のイトマンスイミングスクール堺校で、特別ゲストとして入江陵介さんと大橋悠依さんを迎えた『ウォーターセーフティ教室』が開催されます。このイベントは、公益財団法人日本ライフセービング協会と株式会社イトマンスイミングスクールが共同で実施する啓発活動の一環であり、水辺での事故を防ぐための教育プログラムです。
日本ライフセービング協会とは
日本ライフセービング協会は、全国各地で水辺の安全を向上させる活動を続けており、特に子供たちへの教育に力を入れています。2019年の調査では、日本国内における水辺での事故が多発していることが明らかになっており、ライフセービング協会は「水辺の事故ゼロ」を目指して教育活動を強化しています。
教室の概要
この教室は、小学生を対象にしており、特に堺校に在籍するジュニア特習・研修クラスに参加している生徒を対象としています。プログラムは以下の通りです:
- - 9:40 入場開始
- - 10:00 座学:ICTコンテンツ e-Lifesavingを使い、基礎的な知識を学びます。
- - 11:00 実技:ライフジャケットの使い方やサバイバルスイムなどの技能を実践的に学びます。
- - 12:00 本日のまとめ
- - 12:30 終了
このように、実践を通じて学ぶことができるため、子供たちにとって大変貴重な経験となることでしょう。
特別ゲストの紹介
入江 陵介さん
イトマン特別コーチとして幅広く知られる入江陵介さんは、オリンピックのメダリストでもあります。彼は水泳キャリアの中で、数々の大会で優れた成績を収めており、その経験を生かして子供たちに泳ぎの楽しさと重要性を伝えます。入江さんは2024年4月に現役引退を予定しており、今後は水泳の普及活動に取り組むとしています。
大橋 悠依さん
もう一人の特別ゲスト、大橋悠依さんは、近年の水泳界で注目される選手です。彼女は日本史上初のオリンピック2冠を達成した実績を持ち、その経験から得た知識を子供たちに伝えることで、次世代の選手育成にも寄与したいと考えています。
受講者へのメッセージ
ちなみに、日本財団の調査によれば、国民の約5人に1人が溺れた経験があり、そのうちの半数近くは泳げると言っても実際には事故に遭っている事実が指摘されています。これらの統計は、泳げることと溺れないことが必ずしも成り立たないことを示しています。
そのため、このウォーターセーフティ教室は、子供たちにとって自分自身の安全を守るための知識を深める貴重な機会となります。イベントはメディアの取材も受け付けており、夏前の水辺の安全に関する情報を広める大きな一歩となることでしょう。
参加するお子様たちには、事故を未然に防ぐための重要な知識と技術を身につける価値ある経験が待っています。安全な水辺を享受するために、しっかりと学びとってほしいと思います。