滋賀県立美術館でスポーツの造形展が開催、秩父宮記念博物館の魅力を紹介

スポーツの造形展、滋賀に登場！

2025年9月27日から10月26日まで、滋賀県立美術館で「スポーツの造形展」が開催されます。この展示会は独立行政法人日本スポーツ振興センター（JSC）が設置した秩父宮記念スポーツ博物館の協力により実現しました。展示されるのは、約100点の収蔵品から厳選された貴重なスポーツに関する資料です。

展覧会の目的

この展覧会は、滋賀県で行われる「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025」の文化プログラムの一環として、スポーツの奥深さを多くの人々に知ってもらうことを目指しています。訪れることで、スポーツが持つ多様性とその背後にある文化について学ぶことができる絶好の機会となります。

展示内容

「スポーツの造形展」では、競技用具、表彰品、ポスターなど多様な資料が展示されます。これらのアイテムは、製造や制作に多くの人々の手と意図が関与しており、スポーツの歴史や文化を深く感じることができるでしょう。また、各展示物には解説が設けられ、来場者が理解を深める助けとなるでしょう。

ご来館の方へ

滋賀県立美術館では、展示室での静かな観覧だけでなく、自由に話しながら楽しむことができます。視覚に障害のある方々へのサポートも行っており、事前に要望を伝えることで、適切な対応が受けられます。このように、全ての人がアクセスできる環境が整えられています。

秩父宮記念スポーツ博物館とは

秩父宮記念スポーツ博物館は、1959年に設立された日本唯一の総合スポーツ博物館です。昭和天皇の弟君で「スポーツの宮様」として広く知られる秩父宮雍仁親王を記念し、スポーツの振興を促進するために設立されました。約6万件の資料と16万冊の専門図書を所蔵し、スポーツに関する多様な情報を発信しています。

2022年には新国立競技場内に「秩父宮記念ギャラリー」がオープンし、新しい展示が楽しめる環境が整いつつあります。これからもスポーツ文化を広げていく重要な拠点として、多くの人々に親しまれることでしょう。

滋賀県立美術館について

滋賀県立美術館は1984年に開館し、特に日本画や現代美術においては国内屈指のコレクションを誇ります。今後も滋賀県の文化を推進し、多くの方々に喜ばれる展示を行っていくことでしょう。

「スポーツの造形展」は、スポーツが如何に人々の心を引きつけ、文化を形成してきたのかを探る素晴らしい機会です。多くの皆様のご来館をお待ちしています。