バンチ優勝!
2025-10-20 14:14:44

スポGOMI甲子園2025福岡県大会で「バンチ」が優勝!未来への挑戦

スポGOMI甲子園2025福岡県大会:若き挑戦者たちの戦い



2025年10月5日に開催された『スポGOMI甲子園2025 福岡県大会』が、若き高校生たちによる熱い戦いを繰り広げました。この大会は、3人1組のチームを結成した15〜18歳の高校生たちが参加し、定められたエリア内のごみを集め、その質と量を競うもので、全28チームが集結しました。

問題意識の高まりと活動目的


海洋ごみの深刻な問題が世界中で叫ばれている中、実はその約8割が陸から流出していることをご存じですか?このスポGOMI甲子園は、私たちの日常生活と海洋ごみ問題の関係性を再認識させることを目的としています。生活者一人ひとりがこの問題に意識を持つことが、解決に向けての大きな一歩となるのです。

イベント詳細


  • - 日時: 2025年10月5日(日)10:00〜12:15
  • - 開催地: 赤間駅北口広場公園(宗像市赤間駅前)
  • - 参加チーム数: 28チーム(計84人)
  • - 主催: 日本財団スポGOMI連盟

競技の結果と優勝チーム


大会中、各チームは定められた時間内にごみを収集。優勝を果たしたのは、東海大学付属福岡高校の「バンチ」チームでした。彼らは雨上がりという悪条件の中で、特に吸い殻を集める作戦を立て、4.2kgという量は2位に及ばないものの、ポイントの合計は驚異の1,400.5ポイント。今後11月に東京で行われる全国大会での活躍も期待されます。

集められたごみの量


福岡県大会で全体が集めたごみの総量は52.68kg。普段見えづらい道路脇や路地など隠れた場所にあるごみを、若者たちは熱心に拾い集めました。特に「海ごみの8割はまちから」という啓発のもと、今回は初めて会場を海岸からまちなかに変更して開催。これは地域への興味を喚起する試みです。

優勝チームからのメッセージ


「バンチ」のメンバーはこう語ります。「今回はポイントが高いたばこの吸い殻を多く集める作戦を練りました。11月の全国大会でも多くのごみを集めて、福岡県代表として優勝を目指します!」

参加を通じた意識の変化


参加した高校生たちは、駐車場の周辺や自動販売機の裏など、普段は見落としがちなごみを集めることで、ごみの多さに気づかされた様子。それは、ただの競技ではなく、環境意識を高める重要な活動でもあります。自らアイデアを活かし、実際のごみを使って創作した作品が高く評価される「オリジナルアイテム賞」では、初心者グループが受賞しました。イベントが、参加者にとって意識のブラッシュアップを図る場となったことは間違いありません。

団体の背景


日本財団スポGOMI連盟は、競争を通じてのごみ拾いが、新たな健康づくりとリサイクルの習慣形成に寄与し、より良い社会の実現を目指しています。また、スポーツと環境活動を融合させることで、未来のスポーツ界に新たな価値を提供しています。

福岡の海と、そこに住む人々が共生できるように、地域の美化を目指すこの取り組みは、私たち全員にとっての未来への一歩なのです。

まとめ


スポGOMI甲子園は単なる競技ではなく、地域や海洋環境への思いやりを残す活動です。高校生たちの活躍が、今後の美しい未来をつくる手助けとなることを願っています。


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