大阪工業大学ソーラーカープロジェクトの快挙
2025年12月13日、大阪工業大学梅田キャンパスにて、世界最高峰のソーラーカーレースであるブリヂストン・ワールドソーラーチャレンジ(BWSC)の初出場を記念した講演会が開催されます。この大会では、学生たちが設計し、自ら製作したソーラーカーで、約3000kmの壮大な旅を無事完走するという偉業を成し遂げました。本記事では、この素晴らしいプロジェクトの詳細と講演会の見所についてお伝えします。
BWSCとはなにか?
BWSCは、ソーラーカーによる長距離レースで、オーストラリアの大陸を舞台に世界中から集まった名門チームが参加します。サステナブルなエネルギーの重要性や先進的な技術力を示す場として注目されています。本大学のソーラーカープロジェクトは、この厳しいレースに初めて参加し、完走という成果をあげました。これにより、学生たちの技術力とチームワークが証明されたことは大変意義深いものです。
講演会の内容
12月の講演会では、まず株式会社ブリヂストンの山本塁氏をお迎えし、大会の趣旨やサステナブルな技術の重要性についてお話いただきます。続いて、プロジェクトチームリーダーの宮大岳氏が、実際の活動内容や開発途中での苦労、そして得られた経験をリアルに語ります。学生たちの努力を知る貴重な機会となるでしょう。
さらに、講演の第2部では、参加者とのクロストークが行われます。山本氏や宮氏、指導教員の伊與田宗慶准教授に加え、モータージャーナリストの竹岡圭氏がコーディネーターとして登壇します。参加者は学生たちの努力やマシンに対する情熱に直接触れることができる貴重な時間です。
マシンの展示
当日は、BWSCで使用したソーラーカーの実物も展示されるため、参加者はその迫力を目の当たりにすることができます。自らの手で作り上げたマシンがどのように機能し、3000kmを走破したのかを間近で見ることができるチャンスです。
参加方法
この特別な講演会は事前申込制で、参加は先着順となっています。参加希望の方は、ホームページから申し込みを行ってください。参加費は無料で、オンラインでもライブ配信されるため、遠方にいる方々も参加可能です。詳細なプログラムについては、関連資料をご覧ください。
最後に
大阪工業大学のソーラーカープロジェクトによる成果は、学生たちが持つ未来への希望と技術力を示しており、多くの人々に感動を与えるべきものです。2980km以上の道のりを走り切ったその姿勢には、若者たちの熱意と技術の結晶が映し出されています。この講演会を通じて、多くの方にその魅力をぜひお伝えしたいと思います。