全方位で楽しむ第九
2025-09-06 12:36:36

東京交響楽団が贈る「第九」を360度楽しむ新体験

史上最多の40台のカメラで贈る東京交響楽団の「第九」



東京交響楽団が提供する特別な体験が、再放送で新たな感動を呼び起こします。2022年の12月、サントリーホールの舞台で行われた、ベートーヴェンの名曲「第九」が、なんと40台のカメラによって全方位から魅せられるのです。今回は、この演奏会の詳細と、新しい視聴体験の魅力についてご紹介致します。

40台のカメラによる新しい視点での鑑賞法


この再放送は、9月14日(日)20時からニコニコチャンネルの「ニコニコ東京交響楽団(ニコ響)」にて配信されます。今期でファイナルシーズンを迎える音楽監督、ジョナサン・ノット氏が指揮を担当し、オーケストラ67名と合唱116名、豪華なソリスト陣が織りなす演奏は、観客に新たな感動を体験させてくれるでしょう。

この特別な演奏会では、視聴者は多様なカメラアングルを自由に選ぶことができ、ヴァイオリンやトランペットの目の前から、さらには指揮者の視点まで、全40の視点からオーケストラの演奏を楽しむことができます。一つの楽曲をまるで目の前で演奏されているかのように体感できるのは、この新しい試みならではの魅力です。

驚きのソリスト陣


豪華なキャストも必見です。ソプラノの隠岐彩夏さん、メゾソプラノの秋本悠希さん、テノールの小堀勇介さん、バリトンの与那城敬さんなど、実力派ソリストのパフォーマンスは素晴らしく、特に「第九」のフィナーレでの合唱は非常に感動的です。彼らの力強い歌声は、オーケストラの演奏と見事に調和します。

視聴の手引き


この演奏会にアクセスするためのURLは以下の通りです。
  • - 複数カメラ視聴ページ
  • - その他の独自の視点を楽しむリンクも用意されています。視聴者は、チェロや弦楽器、さらには指揮者の視点など、異なるアングルでの視聴が可能です。

本番組はタイムシフトには対応していませんが、配信後は「ニコニコ東京交響楽団チャンネル」に会員登録をすることで、何度でも楽しむことができます。

オーケストラと新たな視聴体験の未来


この試みは、2020年に無観客コンサートの生中継から始まりました。その後、東京交響楽団は2026年までに新たなオーケストラの鑑賞法を発展させてきたのです。リモートでの観劇が一般化するなか、オーケストラの新たな楽しみ方として、ニコニコチャンネルが不可欠な存在となっています。

「第九」の再放送は、音楽を愛するすべての人にとって、贅沢なひとときを提供することでしょう。ぜひ、この特別な体験をお見逃しなく。


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