映像制作の新たな挑戦！UNITED PRODUCTIONSがCM市場へ本格参入

映像制作の新たな挑戦！

映像制作の総合コンテンツ会社、UNITED PRODUCTIONSがCM制作事業に本格的に参入します。これまでテレビ番組やドラマ、映画、ミュージックビデオといったジャンルで培ってきた豊富な制作実績を背景に、新たな顧客を開拓する方針です。

クリエイティブエージェンシーの設立を目指して

UNITED PRODUCTIONSは、将来的には企画から編集、MA、納品までを一貫して提供できる「UP独自のクリエイティブエージェンシー」の設立を目指しています。この新たな事業展開により、ブランドの世界観を深く理解した質の高いCM制作が期待されます。

特に注目すべきは、CM事業への本格参入にあたり、吉良秀和が新たに加わったことです。吉良氏は、広告業界において豊富な経験を持ち、ノバセル株式会社においてクリエイティブプロデュースの責任者を務めていました。彼は多くの大型広告プロジェクトに携わってきた実績をもち、その経験がUNITED PRODUCTIONSのCM制作事業の立ち上げに大きな力を注ぐことになりそうです。

吉良秀和の経歴とビジョン

吉良氏のキャリアを振り返ると、2006年に電通クリエーティブXに入社し、制作プロデューサーとして数々の大手ブランドとのプロジェクトを手がけてきました。その後、2018年にラクスルに転職し、広告代理店事業を新規立ち上げ、ノバセルとしても急成長を遂げました。クリエイティブプロデュースグループの責任者として、広告制作の仕組みを構築し、管理してきた彼の経験は、UNITED PRODUCTIONSのCM制作にも大いに役立つことでしょう。

吉良氏は、「UNITED PRODUCTIONSを映像制作における総合商社にしたい」という森田社長のビジョンに共感し、自身が培ったプロデュース力を駆使して、UP独自の高品質なCM制作を実現すると意気込んでいます。再びの事業立ち上げに対して、「とてもワクワクしています」と語る吉良氏の期待感が感じられます。

仲間の募集と今後の展望

吉良氏がCM制作事業部の立ち上げに参加することにあたり、UNITED PRODUCTIONSでは新たな仲間の募集も行っています。今後のメンバーとなるクリエイターたちと共に、高品質なCMを市場に提供していくことを期待しています。

株式会社UNITED PRODUCTIONSについて

UNITED PRODUCTIONSは、映像制作の幅広いジャンルに対応し、多くのバラエティ番組やドキュメンタリー、映画など、様々な映像作品の制作を行っています。2023年には日本アカデミー賞で6部門において優秀賞を受賞した『流浪の月』など、質の高いコンテンツを生み出してきました。また、グローバルなコンテンツ戦略を推進するために新たに設立されたTOKYO ROCK STUDIO株式会社とも提携し、今後の国際展開にも期待が寄せられています。特にホラーエンターテインメント市場への進出は目が離せません。

本記事ではUNITED PRODUCTIONSのCM制作事業の本格参入と、吉良秀和氏の参画についてをご紹介しました。今後、同社がどのような作品を生み出していくのか楽しみですね。