日本のアマチュアたち
2025-03-14 12:44:55

ニューヨークのアポロシアターで日本のアマチュアたちが華麗なる舞台を披露

3月12日(水)、ニューヨークのハーレムに位置するAPOLLO THEATERで、「APOLLO AMATEUR NIGHT JAPAN 24-25」の優勝者が華やかなパフォーマンスを繰り広げました。この特別なイベントは、日本からの2組の才能が本場の舞台に立つ貴重な機会となり、会場は興奮に包まれました。

開演前、DJ JESSが会場の雰囲気を盛り上げ、客席からは期待の声が広がります。開幕時には、アポロシアター創立90周年を祝うスペシャル映像が流れ、観客の心を一層高揚させました。MCのCAPONEがマイクを持ち、観客とのコール&レスポンスを交えながら盛況の中、ショーが始まります。

最初の部門は「CHILD STARS OF TOMORROW」。3組のキッズアーティストが登場し、特に注目を集めたのは「COLE BELLORGEY」。ジャクソン5の名曲「Who’s Lovin’ You」を見事に歌い上げ、その美声で聴衆を魅了し、堂々の1位を獲得しました。

次に進む「ADULT SEGMENT」では、参加者たちが次々とパフォーマンスを披露しますが、ブーイングを浴びる場面も。しかし、その中で出現した「MARKISHA」が圧倒的な歌声で観客を引きつけ、スタンディングオベーションを受けるなど、会場の雰囲気は一変します。彼女のパフォーマンスは、多くの観客の心に刻まれました。

日本代表の2組、優勝した「ゼロから打ち師始めます。」と審査員特別賞の「戸辺 葵」が舞台に登場する際は、特に注目が集まりました。プロデューサーのマリオン・J・カーフィー氏が彼らのパフォーマンスの意義を語り、観客たちは興味津々で待ち構えていました。

まずは「戸辺 葵」が、和のテイストを感じさせるパフォーマンスを披露。振り付けが決まるたびに歓声が上がり、最後には多くの観客が立ち上がって拍手を送ります。 「ゼロから打ち師始めます。」は、日本独自の「ヲタ芸」を披露し、ニューヨーカーたちの目にも新鮮に映った様子。サイリウムの光が揺れる中、観客は二組のパフォーマンスに引き込まれ、終了後は多くのファンが彼らを称賛しました。

パフォーマンスが進む中、審査ポイントが発表され、ブーイング退場者を除いた4組が次へと進みます。「MARKISHA」がトップスコアを記録し、他の参加者も続々と予選2回戦への進出を果たしました。

出演者たちのコメントも印象的で、ゼロから打ち師始めますの「いかちゅん」は、ニューヨークの観客に受け入れられたことが自信になったと語ります。そして、「戸辺 葵」も多くの知らない人からの応援に心を打たれ、自分の文化を世界に伝えられた達成感を味わいました。このイベントは、日本のアマチュアアートが国際舞台でどのように受け入れられ、交流できるかを示す素晴らしい機会でした。

今後も、こうした才能あるアーティストたちが国を越えて活躍する姿を見たいものです。優勝者や特別賞受賞者たちが新しい舞台をどのように築いていくのか、期待が高まります。


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