2025年6月 新CM出稿量ランキングTOP30が発表されました!
2025年の6月、REVISIO株式会社が発表した新テレビCMの出稿量ランキングが、視聴者の関心を集めています。今回は、6月の新CMにどのような企業がどういった戦略で臨んだのか、ランキング上位のCMを詳しくご紹介します。
新CMの出稿数が増加
2025年6月1日から6月30日の間に放送された新CMは総計1,033本に達し、前月の940本から93本も増加しました。このデータからも、企業が広告宣伝に力を入れていることが伺えます。このランキングには、新たに登場したCMの数や、各社のプロモーション方法が詰まっています。
第1位:三菱UFJ銀行
ランキングのトップに輝いたのは、三菱UFJ銀行の新金融サービス「エムット」に関するCMです。人気俳優の木村拓哉さん、石原さとみさん、水上恒司さんを起用したこのCMは、二人の掛け合いを通じて新しいお金との向き合い方を視聴者に提示しています。REVISIOのデータでは、「お金」というフレーズが視聴者の注視を高めたことが示されています。
第2位:楽天グループ
続いて第2位には、楽天グループが輝きました。5月には「公式デパコス」をテーマにしたCMを放映していた楽天ですが、6月は「楽天ふるさと納税」をテーマに変更し、新たな視点からのアプローチを行っています。
第3位:アップル
アップルは、この月も新CMを発表しました。先月は「iPhone」のカメラ機能に関する内容で注目を集めましたが、今月は「Apple Watch」のヘルスケア機能に焦点を当てたCMが放送されています。先進的な技術をアピールする姿勢は、依然として多くの視聴者の興味を引いています。
第4位:ダイハツ工業
ダイハツ工業の「ムーヴ」は、山下達郎さんの「MOVE ON」をバックに陽光あふれる海沿いの道を疾走する様子が印象的でした。視覚的にも楽しいこのCMは、視聴者に強い印象を残しています。
第5位:花王
花王は、衣料用洗剤「アタックZERO」をテーマにしたCMで登場。松坂桃李さんと間宮祥太朗さんが出演し、商品の特徴を活かした「洗濯愛してる旅」というユニークなテーマで、視聴者に商品を親しみやすく伝えました。
上位に見るCM戦略の多様性
また、第6位でワーナーブラザース スタジオジャパンが特別企画「ハリー・ポッター炎のゴブレット」を宣伝するCMを放送しているほか、中古車販売のWECARSや東急リバブルも新CMを出稿しました。特にリクルートは、次のCMとして転職支援サービス「リクルートエージェント」を展開し、異なる切り口で視聴者との対話を試みています。
これらのCMからは、各企業の独自性やマーケティング戦略を読み取ることができます。視聴者が何に注目するかを科学的にアプローチするREVISIOのデータは、広告業界のトレンドを把握する上で非常に参考になるでしょう。
CM業界のデータ収集ツール
さらに、REVISIOが提供する「REVISIO One」では、業界ごとの出稿量を簡単に検索できます。このツールを利用すれば、自分の興味あるCMをキーワードや期間で絞り込んで調べることができるため、企業やタレントの傾向分析にも役立ちます。
この盛況な新CM市場は、今後も企業の競争を促し、視聴者に新たな体験を提供し続けることでしょう。CMを通じて企業のクリエイティブな取り組みを感じながら、次回のランキングを楽しみに待ちましょう。