期待高まる!アニメ『Edge of Time〜時をつなぐ旅人たち』
日本と中国の監督が手を組んだ壮大な長編アニメーション映画『Edge of Time〜時をつなぐ旅人たち』が、10月27日から開催される東京国際映画祭で上映されることになりました。本作では、渡辺信一郎監督をはじめ、森田修平監督、中国からは李煒(リー・ウェイ)監督と翁銘(ウォン・ミン)監督が共演し、国境を越えたコラボレーションを実現。記憶や生命、そして希望をテーマに描かれた感動的かつ壮大な物語が期待されています。
上映スケジュール
上映は、10月28日、31日、11月3日の3回です。特に31日には、渡辺監督と森田監督によるトークイベントもあり、ファン必見の機会となります。
映画の内容
『Edge of Time』は、「時空を超える宇宙エネルギー『太素』」をモチーフにした異なるエピソードを4人の監督が手掛け、1つの作品にまとめたアニメーションです。このユニークな試みは、戦争や生命のあり方を問いかける内容が盛り込まれており、視観者に深い印象を残すことでしょう。
本作は、6月に開催された上海国際映画祭で公式コンペティション作品として選ばれ、ワールドプレミア上映時には全監督が集い、観客を沸かせました。また、中国中央テレビでも、この新しい日中合作の試みが取り上げられ注目を集めました。
制作の背景
このプロジェクトは、エグゼクティブプロデューサーの孫冰冰(スン・ビンビン)さんと王亦杰(ワン・イージエ)さんの強い信念から誕生しました。2017年から始まったこの企画は、資金調達やコロナ禍の影響など、難しい状況を乗り越えながら8年の歳月を経てようやく形になりました。製作陣もこの成果を奇跡と感じており、様々な挑戦を経て世界に届けられることが嬉しいと語っています。
監督陣のプロフィール
- - 渡辺信一郎監督: 世界的に評価されている『カウボーイビバップ』の監督で、ハリウッドでも名を馳せる存在。多国籍なアニメーター陣とも協力し、作品をより洗練させました。
- - 森田修平監督: 『東京喰種』などで知られ、アカデミー賞にもノミネートされた実力派。3DCGを駆使して表現の幅を広げています。
- - 李煒監督: 中国のアニメ界を代表する監督で、彼の手掛けた『姜子牙』は大ヒット作として知られています。
- - 翁銘監督: ベルリン国際映画祭に出品した作品でも評価されており、国境を越えた視点から新たなストーリー展開を生み出します。
会社の紹介
本作の企画・製作会社である株式会社Rootingは、日中間でのアニメーション制作や音楽制作、ローカライズを主な業務としている会社です。強い創作者の思いを大切にし、様々なプロジェクトに挑戦しています。
HP:
Rooting公式サイト
この秋、映画『Edge of Time』は一体どんな感動をもたらしてくれるのでしょうか。日本と中国のクリエイターたちが生み出した新しい物語に、ぜひご期待ください!