岡山学芸館の挑戦
2025-02-13 11:10:30

岡山学芸館高校からプロサッカー選手が誕生!末宗&千田が語る決意と夢

プロサッカー契約を結んだ岡山学芸館高校生の挑戦



岡山県岡山市にある岡山学芸館高等学校にて、2025年2月10日、高校2年生の末宗寛士郎選手と千田遼選手がプロ契約を結ぶという快挙が発表されました。二人はファジアーノ岡山U-18に所属しており、この度、クラブとの正式な契約が実現したのです。

背景とこれまでの流れ



これまで岡山学芸館高校からプロ選手として契約した卒業生は、通常は高校3年生の秋以降にプロ契約を果たしていました。これは高校に通い続け、全日制教育課程を修了するために必要な出席日数が求められるためです。そのため、プロの道を選んだ選手の多くは通信制高校に転学する傾向が一般的でした。しかし、末宗選手と千田選手は、在籍校の教育環境を重視し、同じ学校で在学しながらプロ選手として両立する道を選んだのです。

文武両道を実現する教育体制



岡山学芸館高校は2025年4月より通信制課程を新設する予定です。この通信制課程は、海外から帰国した学生や登校に不安を感じる学生に向け、彼らのニーズに応えるために設立されます。プロ契約を果たした二人は、来年度からは通信制に在籍しながら、プロ選手としてのキャリアもスタートします。

彼らは午前中の練習を経て、午後は学校に通い友人たちと学ぶ時間を持つことができます。これにより、プロと学業を両立しながらも、同時に学友との時間を大切にしていくことが可能です。環境が変わらないことで、彼らは心置きなくプロ選手としての道を進むことができます。

プロ契約締結に寄せる選手たちの思い



1月からファジアーノ岡山のトップチームの練習に参加している両選手は、プロ契約を決めた際には驚きと不安を感じていたようです。千田選手は特に宮崎キャンプでの体験を通じて、プロ選手とのフィジカルやスピードの違いを実感し、自分が本当に通用するのかと不安になったとのこと。しかし、サッカーを愛する彼にとって、プロとして活躍できる環境が整っていることが重要だと気づいたそうです。

一方の末宗選手も不安を抱いていましたが、キャンプ中にファジアーノの先輩たちからアドバイスを受け、徐々に自信を深めたと語っています。彼はこの経験により、プロ選手として戦う決意を固めることができたと述べています。

記者会見と二人の意気込み



2月10日に行われた記者会見では、彼らがいかにこのプロ契約に至ったのか、その経緯や思いを語りました。会見では、緊張感が漂う中、ユニフォームを受け取るシーンが印象的でした。彼らは「お互いライバルとして切磋琢磨し合いながら、共に成長し、試合に出場できるよう高め合いたい」と語り、プロ選手になるという夢を叶えたことへの喜びを伝えました。

選手たちのメッセージ



末宗寛士郎選手は、プロサッカー選手として岡山でスタートできることを嬉しく思い、ファジアーノ岡山の試合からもらった夢を次の世代の子供たちに届けられるよう努力する決意を語りました。また、千田遼選手は、自身を支えてくれた人々に恩返しし、子供たちに夢を与えられる存在になりたいと願っています。

学校のビジョン



岡山学芸館高等学校は、「君の望む、君になれる」というスローガンのもと、様々な事情で全日制に通えない学生に対しても支援を行っています。地元の若者がプロ選手を目指しながらも学業を両立できる環境の提供は、岡山の未来を担う選手たちにとって、希望の道を照らすものとなるでしょう。これから岡山学芸館高校やファジアーノ岡山から、多くのプロ選手が誕生することに期待が寄せられています。


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