ABEMAオリジナルドラマ『ミス・キング』心に迫る復讐劇、ついに始動！

ABEMAが贈る新たなヒューマンドラマ『MISS KING / ミス・キング』の魅力

新しい未来を迎えるテレビ「ABEMA」が、俳優・アーティストののんを主演に迎え、全8話からなるオリジナルドラマ『MISS KING / ミス・キング』を2025年9月29日より、毎週月曜日の夜8時から無料で配信します。本作は、壮大な復讐劇の幕開けを描くヒューマンドラマです。

物語の主人公は、国見飛鳥。彼女は天才棋士の父、結城彰一に人生を奪われた過去を持つ女性です。父に対する憎しみと深い悲しみから、飛鳥は自らの才能を開花させ、前へ進もうとする姿が共感を呼びます。彼女の復讐の旅は、まずは深い傷を持つ人物として、また“盤上のダークヒーロー”として描かれ、数多くの情熱と葛藤をみせます。

豪華キャストが揃う

飛鳥を演じるのんは、最近、数多くの話題作に出演し、演技力が高く評価されています。そして、彼女にバディとして寄り添う元棋士の藤堂成悟役には藤木直人、飛鳥を支える恋人役の堺礼子には倉科カナ、父であり“天才棋士”の役には中村獅童が選ばれています。

このたび公開された第1話の冒頭シーンでは、飛鳥が復讐を決意する瞬間が強烈に描かれています。彼女がナイフを握りしめ、公衆トイレの鏡に映る自らを睨みつける姿は、作品のテーマである復讐の重さ、苦悩を如実に表現しており、視聴者に忘れがたい印象を残すことでしょう。見る人々を惹きつけるこのシーンは、ドラマの全体的な雰囲気を伝える重要な部分でもあります。

撮影現場の裏側

その撮影は都内近郊の倉庫の中に作られたセットで行われ、設定の公衆トイレは徹底的にリアルに再現されていました。床にはごみが散らばり、実際に生きた虫が投入されるなど、観る人に圧倒的な臨場感を与えるためにこだわりをもって制作されています。監督の山岸聖太も「地獄のようなどん底にいる飛鳥の心理を表現するためには、どうしても汚れた公衆トイレが必要でした」と語っています。

撮影中、のんはその“汚すぎる公衆トイレ”に驚きを隠せず、一瞬ためらいましたが、監督から「これが全部絵具だから大丈夫」と声をかけられ、安心した様子で演技に臨む姿が印象的でした。また、特に鏡を使った特殊な演出により、代役とともに動きや表情を完全にシンクロさせる必要があり、制作陣の非常に高いレベルの技術力が実感できます。

さらに、鼻血のシーンではスタッフが緊密に連携しながら、のんの鼻に血のりを施すために動き、現場は終始和やかな雰囲気に包まれました。このような細やかな演出は、俳優たちのリアルな表現力を引き立てており、その努力が作品の質を高めています。

将棋と復讐の新たな物語

「ABEMA」がこれまで「将棋チャンネル」を通じて伝えてきた将棋の魅力が、ドラマという新たな形で日本と世界に発信されます。『MISS KING / ミス・キング』は、女性が人生を取り戻す力強さを美しく描いたヒューマンドラマです。この作品は、主人公が逆境に立ち向かう姿を描きながら、将棋という日本の伝統文化の魅力も浮き彫りにします。

放送は2025年9月29日（月）夜8時から、ABEMA SPECIALチャンネルにてスタートします。どうぞご期待ください！