子どもの習いごとの費用、約7割が予想外の出費に直面!
日本最大級のママ向け情報サイト「ママスタ」が実施した最近のアンケートでは、約68.2%の家庭が子どもの習いごとにおいて「予想外の出費」を経験したと答えています。習いごとは子どもの成長を促す大切な活動ですが、費用面での負担も無視できないものとなっています。
予想外の出費とは?具体例を探る
調査によると、習いごとに関連する出費は月謝や教材費だけではなく、さまざまな場面で発生していることが分かりました。特に目立つのは、発表会や試合、イベント関連の費用です。多くの家庭が驚くほどの出費を強いられることがあります。具体的な例を挙げると:
- - バレエ: 発表会の費用が10万円を超えると報告されている家庭も。
- - ピアノ: 参加費用が8千円に加え、ドレスや靴の購入費が必要。
- - 英会話: クリスマスやハロウィンなどのイベントで、月謝1ヶ月分の出費がかかることがある。
これらの出費は予想できるものとはいえ、その合計額に驚くケースは少なくありません。
スポーツ系の習いごとも同様です。例えば、野球の場合は試合の協賛金が3万〜5万円、サッカーは合宿費が2万円、さらには練習試合の際にも毎回3千円必要になることがあります。また、遠征が発生する可能性も考慮しなければなりません。「発表会や試合は事実上参加必須」と言われる中で、これらの費用をどう管理するかは家庭の大きな課題です。
衣装や道具代も無視できない
ユニフォームや衣装、道具にかかる費用も、想定外の負担となることがあります。例えば、チームによっては:
- - 競技チア: ユニフォーム代が約10万円、年間の諸費用が30万円。
- - ダンス: イベントごとに記念Tシャツやパーカーを購入が求められることが多い。
このように、必要な衣装代も大きな出費に直結するため、これらを事前に計算することが重要です。
成長とともに増す出費も注意
子どもが成長するにつれて、習いごとの月謝や関連費用が増加する場合もあります。ピアノの教室では、階級が上がると月謝が徐々に上昇し、またバドミントンの強化メンバーに選ばれると遠征費が発生することも。
さらに、時には親自身も出費を強いられることがあります。たとえば、発表会でお揃いのTシャツを購入したり、先生へのプレゼント代を保護者で負担することもあるようです。このように、親も関与することで出費が膨らむことも理解しておく必要があります。
まとめ:子どもの意志と経済状況の両立
生活全般にかかる出費が増える中で、子どもの習いごとの費用管理は一層重要になっています。月謝の他にも、予想外の出費が発生する可能性を考慮しつつ、子どもの意志や活動を尊重して、家計とのバランスを保つことが求められます。経済的に負担を感じる場合は、「本当に続ける価値があるか」をしっかりと見極めることも大切です。子どもの成長を応援するために、計画的なお金の使い方を考えていきたいものです。