ミュージカル『ある男』は、2025年8月に東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)で上演されます。主演を務めるのは小池徹平が演じる「ある男・X」として、特に注目されています。新たに解禁されたビジュアルは、彼の神秘的で深みのある演技を予感させるものです。
『ある男』は、著者・平野啓一郎の名作小説を原作としており、彼の作品が持つ緻密な人間ドラマと音楽を融合させた独自の世界観が魅力です。物語は、”ある男”を追い求める弁護士・城戸章良と、死んだはずの男“X”との時空を超えた交錯を描いています。彼らの出会いから生まれる真実をどう探るのか、観客はその過程を一緒に尋ね、考えることでしょう。
物語の中では、アイデンティティや人間の存在意義、”普通の幸せ”を追うことがテーマとして取り扱われます。”普通”の幸せを求め続ける男が、社会的立場や個人の内面を剥ぎ取り、本質を見つめ直す姿が描かれます。観客は、現代に生きる私たちにとっての意味を問いかけられることになるでしょう。
東京公演のチケットは、現在ホリプロステージにて好評販売中です。そして、6月30日には特別イベント『ある男』新作予習講座が、ホリプロステージの会員を対象に開催されることが決定しました。
このイベントでは、プロデューサーがミュージカルの制作背景やテーマを解説し、参加者からの質問にも応じるとのこと。また、参加者にはここでしか見ることのできない映像も楽しめるかもしれません。
参加希望の方は、ホリプロステージのゴールド会員が優先され、その後一般会員に案内されるため、早めの申し込みをおすすめします。イベントの詳細は公式サイトから確認できます。
ミュージカル『ある男』は、東京での公演の後、広島、愛知、福岡、大阪といった各地を巡演する予定です。この素晴らしい作品の数々をぜひこの機会にご覧ください。
更に、この作品の魅力を一層引き立てる劇中曲「♪暗闇の中へ」のミュージックビデオも公開中で、浦井健治と小池徹平のデュエットが、物語の緊張感と感情を見事に表現しています。
『ある男』という舞台を通じて、過去を持たない男の愛とは何か、そして”X”の人生を通じて人々の愛の形を問いかけるこの作品、是非その目で確かめてみてください。
公演情報
東京公演
期間:2025年8月4日(月)~8月17日(日)(全20公演)
場所:東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
チケット:
・S席:平日15,000円/土日祝 15,500円
・A席:平日9,500円/土日祝10,000円
・Yシート(20歳以下当日引換券): 2,000円
詳細は公式HPをご覧ください。
ミュージカル『ある男』は、私たちに貴重な問いかけをしてくれる作品です。これからの作品情報に期待を寄せつつ、ぜひ劇場で感動を体感しましょう。