環境に優しい回収
2025-05-30 10:59:25

アルペングループとPASSTOが環境に優しい衣類回収を開始!

アルペングループが新たなサステナビリティの挑戦



2025年5月から、アルペングループの全店舗(約400店舗)で、ECOMMITが運営する資源循環サービス「PASSTO(パスト)」が導入されます。この取り組みは、「捨てない社会をかなえる」ことを目的に、不要品の回収、選別および再流通というインフラを確立する循環商社であるECOMMITとの連携によります。

PASSTOとは?



「PASSTO」という名称は、「次の人に渡す」「未来へつなぐ」という意味を持ちます。これは、家庭や身近な場所で不要品を回収し、その使い道を選別して再活躍させる循環を作り出すことを代表しています。PASSTOによる衣類のリユース・リサイクル率は、驚異の98%! これにより、単純に焼却される場合に比べてCO2排出量の削減にも寄与します。

環境への影響



私たちの生活に欠かせない衣類。しかし、それらは製造時に多くのCO2を排出し、大量の水資源を消耗します。現状、日本では年間約50万トンの衣類が可燃、不燃ごみとして廃棄されています。これが地球環境に与える影響は計り知れません。アルペンはこの現状を打破すべく、不要な衣類の回収を全店舗で実施し、リユースとリサイクルを通じて環境への負荷を軽減することを目指します。

回収対象商品と注意事項



回収される商品には、こども服、トップス、ボトムス、ジャケット、コート、シャツ、スカートなど多岐にわたりますが、一部対象外となる商品もあります。また、濡れた衣類を含めての回収はできず、一度回収された商品は返却されませんので、注意が必要です。

アルペングループの取り組み



アルペングループは、「スポーツが溢れる未来」を実現するためのサステナビリティ活動を全社的に推進しています。「Alpen GREEN PROJECT」では自然環境の保護活動を行い、「Alpen DREAM PROJECT」ではスポーツ愛好家を育てる取り組みを実施しています。これらのプロジェクトの一環として、2027年までに達成を目指す5つの目標を掲げています。

ECOMMITについて



ECOMMITは、循環型社会を目指したビジネスを展開する企業です。全国7カ所に自社の循環センターを持ち、不要品の回収から選別、再流通までを行っています。自社開発のトレーサビリティシステムを用いて、リユース・リサイクル率の算出やCO2削減量のレポートも行っています。このような取り組みによって、企業や自治体のサステナビリティ推進に貢献しています。

まとめ



アルペングループが全店舗で行うPASSTOの導入は、環境保護と資源循環の新たなステップです。使わなくなった衣類を捨てるのではなく、次の人へとつなげることで、より持続可能な社会の実現に向けた大きな一歩となることでしょう。詳細はアルペングループの公式ウェブサイトで確認できます。


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