梅沢富美男と研ナオコが語る、70歳過ぎても変わらぬ元気の秘訣とは

梅沢富美男と研ナオコ、対談で語る新ドラマの魅力

2025年の土曜日夜に放送される予定のドラマ『浅草ラスボスおばあちゃん』では、梅沢富美男が主演する日向松子役を演じ、視聴者に感動を届ける新たな一面を見せています。このドラマの中で、松子は便利屋としてさまざまな問題を解決していくことで知られていますが、彼女の人間味溢れるキャラクターは、同じく出演する研ナオコと共に、視聴者の心をつかんで離しません。今回は、彼らの20年以上にわたる友情と、ドラマの背後にある思いを深掘りしてみました。

20年の友情の深さと舞台への情熱

梅沢と研は、舞台での共演を通じて20年近くの親しい友人関係を築いてきましたが、ドラマでの共演は今回が初めてです。梅沢は「撮影中に心に残るのは、75歳になってから主役を務めた初めてのテレビドラマの1話が特に印象に残っている」と語ります。彼の言葉からは、役者としての責任感や情熱が伝わってきます。
研は、梅沢の松子役について「しっかりとその役になりきっていて、本当に感心した」とその演技に対する評価を示し、初めてのドラマでは新しい発見が多いと感じています。

おばあちゃんの魅力とその思い

梅沢は松子というキャラクターを「一番好きなおばあちゃん」と称し、彼女の前向きな姿勢を高く評価しています。「人との関わりを持ち、経験を若い世代に伝えたいという姿勢は、松子の大きな魅力」と彼は語り、松子が年齢に関わらず常に成長し続ける姿を見せています。
研もまた、松子の柔軟さと優しさを強調し、相手の話を受け入れながら、経験から何かを伝えることの重要性を語りました。この二人の対話からは、ただの演技者としてではなく、彼ら自身の人生観が透けて見えます。

若手俳優たちとの共演と次世代への期待

若手俳優たちとの共演についての話では、梅沢は堀田茜の演技を高く評価し、「セリフの“間”が本当にうまい。彼女が台本を持たずに演じたことも評価できる」とその才能を絶賛します。さらに、朝日奈央についても思いを述べ、「彼女は感情をしっかりと出してくれる素晴らしい演技を魅せた」と続けました。研もこれに同意し、若手の演技力に期待を寄せました。

70歳を過ぎても元気でいる理由

最後に、70歳を過ぎた二人にとって、元気の秘訣を尋ねると、「今を懸命に生きることが一番」と梅沢は力強く述べました。その姿には、年齢にかかわらず新たなチャレンジを生き生きと楽しむ姿勢が浮かび上がります。研も「私たちは70歳を過ぎてから逆に元気になった」とその理由を笑いながら語ります。二人の対談を通じて、視聴者は年齢を気にせず、自分の道を進む勇気をもらえることでしょう。