環境に優しい未来を目指して
近年、自転車のリユース需要が高まっています。これを受けて、株式会社あさひは新たに西日本サポートセンターを設立しました。このセンターは、リユース自転車の商品化機能を担い、2025年3月11日にオープンします。
リユース自転車の需要増加
自転車は私たちの生活に欠かせない移動手段ですが、使い捨てられるケースも多々あります。あさひは、この状況を改善し、「再使用」という新しい価値を提供することで、環境負荷を軽減することを目指しています。顧客のニーズに応える「自転車買取&リユース販売サービス」も提供し、スポーツサイクルや家族の成長に合わせた自転車の乗り換えをサポートします。
西日本サポートセンターの機能
新設された西日本サポートセンターでは、自転車の整備、メンテナンス、クリーニングが行われ、より高品質なリユース自転車を提供します。延床面積は152.4㎡で、整備作業用のピットや洗車場、商品写真撮影場を完備しています。この拠点の増設によって、整備ピットの面積は従来の約1.8倍、撮影場は1.5倍になり、生産能力が大幅にアップしました。これにより、多くのお客様に安全で安心なリユース自転車が提供できるようになります。
安全性を最優先に
センターでは、厳しい審査をパスした経験豊富な整備士たちが自転車の整備を行います。一台一台丁寧に整備され、約50項目の点検を経てから販売されます。タイヤやブレーキ、フレーム、さらには電動アシスト自転車のバッテリーまで、プロがしっかりとチェックを行うため、安心して利用いただけます。
自転車買取&リユース販売サービスの流れ
あさひで実施している自転車買取サービスはとても簡便です。お客様は、買取希望の自転車を持ち込むだけで査定と買取が一括で行えます。査定はサイクルベースあさひの店頭スタッフが丁寧に行い、自転車の種類や状態に応じた査定が行われます。サービス紹介ページでは簡単に買取参考価格の確認もできます。
リユース自転車の販売については、公式オンラインストアや一部店舗で行われており、資格を持つスタッフがしっかりと整備した自転車が提供されます。購入後は、1年間何度でも無料で点検を受けることができ、安心して利用することが可能です。
環境への取り組み
不要な自転車に対しては、有償で回収を行っており、買取できなかった自転車は80~90%が海外に輸出され、開発途上国で交通インフラの一部として再使用されています。これは、無駄をなくし、持続可能な社会を目指す一環として実施されています。
このようにあさひは、リユース自転車を通じて環境への配慮と顧客のニーズに応え続けています。今後も新たなサービスや商品の開発に挑戦しながら、多くのお客様に寄り添った自転車ライフを提供していきます。