音楽教育の新展開
2025-12-09 11:49:43

全国6大学に寄付!音楽と著作権をつなぐ新たな教育の取り組み

音楽と著作権が融合する新たな教育の未来



日本音楽著作権協会(JASRAC)が発表した寄付講座「JASRACキャンパス」が、全国の優れた大学に新たな教育の場を提供することになりました。この取り組みは、2026年4月からスタートします。

寄付先の大学一覧


JASRACによる寄付先は、以下の6つの大学です。
  • - 金沢大学:大学院法学研究科
  • - 神戸大学:法学部・大学院法学研究科
  • - 中央大学:法学部・大学院法学研究科
  • - 東京音楽大学:音楽学部
  • - 明治学院大学:法学部・大学院(法学研究科・経営学研究科)
  • - 明治大学:情報コミュニケーション学部

選ばれた大学では、法学だけでなく、音楽、AI、地域振興など、幅広いテーマを扱った講座が設けられる予定です。これにより、学生たちは著作権に関する多様な視点で学び、議論を深める機会を得ることができます。

JASRACキャンパスの目的


「寄付講座JASRACキャンパス」は、著作権関連の法律や制度、JASRACの運営事業に関する教育と研究を促進することを目的としています。この活動を通じて、文化芸術及び著作権が大切にされる社会を実現するための新たな価値を創造することが目標です。

講座は公募型で提供され、各大学は自らの教育ニーズや地域社会の課題に基づき、自由に講座内容を企画・運営できます。そのため、地域ごとの特色を生かした充実したプログラムが展開されることが期待されます。

学識経験者による選定


JASRACの寄付講座を選定するにあたっては、権威ある学識経験者の審査が行われました。選考委員には、法政大学の武生昌士氏、東京大学の玉井克哉氏、武蔵野音楽大学の中川俊宏氏、九州大学の長津結一郎氏、藤田総合法律事務所の藤田晶子氏が名を連ねています。これにより、信頼性と専門性の高い講座が提供されることが保証されています。

JASRACのビジョン


71年という長い歴史を持つ日本音楽著作権協会(JASRAC)は、作詞家や作曲家、音楽出版社などの権利者から著作権の管理を委託され、それに基づいて音楽を利用する方々に許可を与え、その対価を著作権者に分配しています。教育・研究への支援を通じて、音楽産業や音楽文化の発展に貢献する姿勢は、これからも続いていくことでしょう。

この寄付講座JASRACキャンパスの設立は、音楽と著作権の相互作用を深め、次世代の音楽家や法律家を育成するための重要な一歩です。今後の進展に目を見張るばかりです。


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