「いいクルマアワード2025」受賞車両の特集
2025年もまた、オートアフターマーケット連絡協議会が主催する「いいクルマアワード」が開催され、新たな受賞結果が発表されました。自動車業界の専門家たちが自らの経験をもとに選び抜いた「いいクルマ」とは?今年の受賞車両を詳しく見てみましょう。
アワード概要
このアワードは、2017年から毎年実施されており、アフターマーケット事業者が実際に自動車の販売、整備、買取り等に従事する目線で「いいクルマ」を選出するものです。2024年12月から2025年1月にかけてウェブアンケートが行われ、多くのプロが参加しました。
大賞:トヨタプリウス
トヨタプリウスが8年連続で大賞を受賞しました。これは、プロフェッショナルたちによる厳しい審査を経て実現した結果です。圧倒的な燃費性能、信頼性、そして高いリセールバリューは、日常の足としてだけでなく、長期的なコスト目線でも非常に優れています。プリウスは、安心して選ぶことができる一台です。
トヨタ自動車の増田裕子氏が、選考委員長の三浦和也氏からトロフィーを授与されるシーンは、今年のハイライトの一つと言えるでしょう。新型モデルV9への期待も高まる中、次世代の進化にも注目です。
特別賞:トヨタランドクルーザー
次に紹介するのは、特別賞に選ばれた
トヨタランドクルーザーです。この名車は、その抜群の耐久性、特に海外市場での強いブランド力で評価されました。信頼性の源は、世界中での広大な販売網と整備ネットワークにあります。深澤広司理事からのプレゼンテーションを通じ、ランドクルーザーが選ばれた理由についての強いメッセージが伝わりました。
EV賞:テスラモデル3
さらに、テスラの
モデル3がEV部門において高く評価されました。先進の技術とデザインはもちろんのこと、圧倒的な加速性能が多くの支持を得ています。補助金による価格面での優位性も背中を押す要因となり、テスラの影響力を再確認する結果となりました。未来的な進化が期待される中、その性能だけでなく、アップデートによる自動運転技術の進展も多くの注目を集めています。
表彰式の様子
2025年2月26日、東京ビッグサイトで開催された「第22回国際オートアフターマーケットEXPO2025」の会期中に行われた表彰式では、受賞者たちが壇上に立ち、表彰状とトロフィーが手渡されました。自動車業界のプロたちが一堂に会するこの場は、今後のカーライフにも大きな影響を与えるイベントでした。
まとめ
「いいクルマアワード2025」は、車に対する専門的な視点からの投票に基づいており、選ばれたクルマたちはどれもその名に恥じない品質を兼ね備えています。メーカーではなく、アフターマーケット事業者たちによる選出は、様々な形でのカーライフの向上を目指す重要な指標となります。来年に向けた新たな挑戦、そしてさらなる進化に期待が寄せられる中、次回のアワードにも注目が集まります。