沖縄のカーディテイリング技術者の快挙
沖縄県南城市にあるカーディテイリング専門店「カーディテイリングオキナワ(CDO)」の代表、比嘉力也氏が国際的なカーディテイリング資格と国内資格のダブル取得を達成しました。これにより彼は、日本国内でわずか4名しか持っていない特権を手に入れ、沖縄初の快挙となりました。この二重の資格は、国際基準と国内基準の両方の技術力を示すものです。
資格の概要
比嘉氏が取得した資格には、アメリカに本部を置く国際カーディテイリング団体「International Detailing Association(IDA)」の「Certified Detailer - Skills Validated(CD-SV)」があります。この資格は、筆記試験と実技審査を通じた厳格な評価を基にしており、車両の素材の特性や施工技術に関する知識を証明するものです。2026年2月に取得したこの資格は、プロのカーディテイラーにとっての名誉とも言えるもので、沖縄のカーディテイラーとして初めての快挙です。
さらに、比嘉氏は2025年10月に一般社団法人日本コーティング協会(JCA)が主催する「コーティング技能研磨士1級」の資格も取得しました。これは、日本国内におけるコーティング技術の最高位に位置する資格であり、実技試験は厳格な質の基準に基づいています。これにより、彼は国内基準でもその技術力を証明したことになります。
ダブル取得の意義
このダブル取得は、単なる資格の蓄積だけではなく、国際的な技術と国内の厳格な基準を同時に満たすことの重要性を称えるものです。比嘉氏の技術力は、顧客に対して国際的に認められた知識と日本の厳格な基準の両面で保証された施工品質を提供するものです。
ドイツでの経験
比嘉氏は2025年に開催された第9回ドイツ研磨選手権に沖縄県代表として出場し、世界中から集まったカーディテイラーたちと技を競い合いました。この経験が、彼の技術向上へ大きな影響を与え、資格取得へ向けたモチベーションとなっったのです。競い合う中での学びと刺激が、彼をさらなる高みに導いています。
沖縄特有の台頭
沖縄の気候は、紫外線や塩害、高温多湿といった過酷な環境が特徴で、これらは全て車両の塗装に影響を与えます。比嘉氏はこの過酷な環境で9年間にわたり、9,000台以上の施工を行ってきた実績があります。この経験から培った技術が、国際的にも評価されるに至ったことは彼の努力の結晶です。
比嘉力也氏のコメント
「ドイツの大会で得た経験は私にとって大きな意味を持つものでした。今の目標は、日本でもこうした国際的な大会を開催し、業界全体の底上げを図ることです。お客様に対し、私たちの技術が世界のスタンダードに基づいているという確固たる証を提供できることは喜ばしいことです。これからも沖縄の皆様に技術を還元し、さらなる高みを目指し続けます。」
今後の展望
比嘉氏とCDOは、取得した資格を活用してスタッフの技術向上やサービス品質の進化に取り組んでいます。そして、沖縄のカーディテイリング業界全体の技術基準向上にも貢献することを誓っており、地域の自動車関連産業の発展に寄与する目指しています。
この取り組みにより、次世代の技術者も育成し、海外に通用する人材を沖縄から輩出する土台作りを進めています。比嘉力也氏の挑戦は、沖縄のカーディテイリングだけでなく、日本全体のカーディテイリング業界にも新しい風を吹き込むことでしょう。