河口湖音楽と森の美術館、プロモーションで新しい体験価値を創造

河口湖音楽と森の美術館、共同プロモーションの全貌

2025年10月6日より、株式会社ファーストイノベーションと河口湖音楽と森の美術館が共同で新たなプロモーションをスタートさせる。2社の連携は、地域の魅力をより多くの人々に伝え、訪れる理由を創出することを目的としている。今回の取り組みでは、「体験の具体化」と「来館の障壁低減」に注力し、訪れる人に新しい感動を届けることを目指す。

プロモーションの三本柱

今回のプロモーションは以下の三つの柱を中心に展開される。これにより、来館者は旅行計画から実際の体験に至るまで、スムーズな流れで楽しむことができる。

1. デジタルクリエイティブ制作の協働

このプロモーションでは、美術館内の多様な魅力をデジタル媒体を通じて紹介する。館内で行われるコンサートやオルガンホール、噴水ショーやガーデンの美しさを捉えた短尺動画やリールが次々と制作され、SNSやWEBプラットフォームでの拡散が期待されている。

2. SNS拡散キャンペーン

また、SNSを利用したキャンペーンも展開。来館者がSNSに投稿した写真をリポストし、抽選でチケットをプレゼントするインセンティブを設けることで、来館への動線を最適化していく。投稿から公式情報へと簡単に遷移できる仕組みも構築され、情報収集のハードルが低くなることが期待されている。

3. 季節企画の情報発信支援

季節ごとのイベント情報も大きなポイント。特にローズシーズンやイルミネーション期間中の特集ページの作成、さらに館内の案内サインやフォトスポットの設計などを行うことで、ビジュアル面でも訪れたくなる仕掛けが盛り込まれている。また、公式アンバサダーを通じた情報発信も行い、リーチを広げる狙いがある。

河口湖音楽と森の美術館とは

この美術館は、山梨県の富士河口湖町に位置し、自動演奏楽器を活用したコンサートや展示、体験プログラムを提供している。開館時間は、午前10時から午後5時30分（最終入館は午後5時）で、休館日は火曜日と水曜日。入館料は時期によって異なり、大人は平日1,800円、土日祝日は2,100円程度。

今後の展望

ファーストイノベーションは今回のプロモーションを契機に、地域文化とデジタル技術の融合による新たな観光体験を生み出そうとしている。多言語での情報発信や周辺地域との連携イベントも視野に入れ、AIを活用したデータ分析によるプロモーションの最適化も進めていく。

今後は、地域のクリエイターと協働し、新しい表現を創出することにも力を入れ、富士山麓エリア全体のブランド価値向上に貢献していく。テクノロジーとクリエイティブの力を駆使して、「訪れる理由が生まれる地域づくり」を目指し、活動を続けていく。