日本女子囲碁リーグ初代王者の誕生
2023年6月28日、日本棋院が主催する「第1回日本女子囲碁リーグ」の決勝戦が行われ、「チーム囲碁・将棋チャンネル」が記念すべき初代王者に輝きました。骨が折れる一年のリーグ戦を経て、見事勝ち抜いた彼女たちの活躍を振り返ります。
女流棋士の戦いの舞台
「第1回日本女子囲碁リーグ」は、日本囲碁界初の公式団体戦として昨年7月からスタート。全5チームがしのぎを削り、選手たちは仲間を思いやりながらも、真剣勝負を繰り広げました。優勝した「チーム囲碁・将棋チャンネル」は、鈴木伸二八段監督の下、藤沢里菜女流本因坊、星合志保四段、徐文燕二段、高山希々花初段の精鋭たちが集結。彼女たちはスローガン“Plus Ultra”を掲げ、互いに励まし合いながら進化を続けました。
決勝戦の興奮
決勝では「チームセンコーグループ」と対戦。上野愛咲美女流名人、牛栄子四段など相手チームの実力も凄まじく、互いの戦略と鋭い読み合いから目が離せませんでした。しかし、チーム囲碁・将棋チャンネルは持ち味のチームプレーを発揮し、見事に勝利。この瞬間、彼女たちの努力が報われ、歓喜の涙がこぼれました。
プレイバックや配信情報
この素晴らしい勝利を祝して、囲碁・将棋チャンネルは8月3日から「第1回日本女子囲碁リーグ プレイバック」の放送を開始します。毎週日曜日の20時から90分にわたり、優勝までの道のりを振り返る内容です。
さらに、YouTubeチャンネル「囲碁将棋プラス」では全対局のアーカイブ配信も実施中。視聴者は各対局のダイジェスト解説番組と共に、この感動的なリーグ戦を楽しむことができます。
「日本女子囲碁リーグ」とは
このリーグは、日本棋院の100周年記念事業の一環として誕生しました。全5チームは「チーム選手選抜会議」を経て編成され、約一年にわたり全10ラウンドの厳しい戦いが繰り広げられました。決勝戦の舞台では、上位2チームがしのぎを削り、その結果が新たな歴史の1ページを刻みました。
出場チームの紹介
- - チーム囲碁・将棋チャンネル:監督 鈴木伸二八段。
- 主なメンバー:藤沢里菜、星合志保、徐文燕、高山希々花
- - チームセンコーグループ:監督 吉原由香里六段。
- 主なメンバー:上野愛咲美、牛栄子、万波奈穂、井澤秋乃
- 主なメンバー:加藤千笑、王景怡、高雄茉莉、羽根彩夏
- 主なメンバー:上野梨紗、奥田あや、鈴木歩、大森らん
- 主なメンバー:謝依旻、栁原咲輝、向井千瑛、辻華
まとめ
「第1回日本女子囲碁リーグ」での「チーム囲碁・将棋チャンネル」の優勝は、ただの結果ではなく、彼女たちの強い絆の証でもあります。この感動的なリーグ戦を通じて、多くのファンが囲碁の魅力に気づくきっかけとなったことでしょう。彼女たちの今後の活躍にも期待が寄せられます。私たちもこのリーグ戦の余韻に浸りながら、放送と動画配信を楽しみに待ちましょう。