KOBAMETALが語るBABYMETALの軌跡と未来
メタルダンスユニットとして、これまで数多くのファンを魅了してきたBABYMETAL。特に、そのプロデューサーでありマネージャーであるKOBAMETALは、彼らの成功を導くキーパーソンとしての役割を果たしてきました。今回、アミューズのオリジナル企画「アミューズ人」にて、KOBAMETALにインタビューを行い、彼のキャリアやBABYMETALの成り立ち、さらには新たな挑戦についてお話を伺いました。
結成から15年の道のり
BABYMETALは、結成から15周年を迎えた今年、特に記念すべきイベントとなりました。初の欧州アリーナツアーや、ロンドン・O2アリーナでの単独公演を、日本人アーティストとして初めてSOLD OUTで成功させました。このような成果が実現した背景には、KOBAMETALの強い意志と戦略的なアプローチがあります。彼は「BABYMETALを一艘の船に例えると、私はその船の船長だ」と語り、どの方向に進むべきかを常に冷静に分析しています。
彼がアミューズでの様々な経験を重ねてきたことも大きな要因です。音楽業界での貴重な知識とデータ解析を駆使し、「今」を見極め、適切なタイミングでのアクションを決定する力を培ったと明かしました。彼にとって、結果を出すことはもちろん、どのように進むかという道筋を決めることにも強いこだわりを持っているようです。
アメリカ進出と新しいアルバム『METAL FORTH』
後編では、BABYMETALのさらなる成長に向けた新たな試み、アメリカでの活動拠点設立についても触れられました。「BABYMETAL WORLD, LLC」を設立した意図は、グローバルな影響力をさらに拡大するためです。この新たな挑戦が、どのように彼らの音楽やパフォーマンスに影響を与えるのか、期待が高まります。
また、8月8日にリリースされた最新アルバム『METAL FORTH』も注目の一品です。このアルバムには、「同世代の仲間と共に新しいメタルシーンを作り上げる」というテーマが込められており、KOBAMETALは「BABYMETALがみんなのハブになり、世界的に広がっていってほしい」という願いを寄せています。このように彼のビジョンは、ただの音楽にとどまらず、人々をつなげる役割を担っているのです。
アミューズに寄せるメッセージ
インタビューの最後に、KOBAMETALはアミューズの社員に向けたエールを送る場面もありました。「自分のやりたいことがあれば、自発的にチャレンジしてほしい」とのコメントが印象的です。彼自身のキャリアは、まさに挑戦の連続であり、その姿勢がBABYMETALという独自の存在を築く原動力となっているのです。
BABYMETALのさらなる活躍とKOBAMETALの情熱から目が離せません。次の15年に向けた彼らの航海がどのように展開されるか、今後も注目が必要です。