新レーベル設立
2025-10-27 13:45:12

東映アニメーションとDeNAが新クリエイターズレーベルを設立!

東映アニメーションとDeNAによる新たな挑戦



東映アニメーション株式会社、株式会社ディー・エヌ・エー、そして東京藝術大学大学院映像研究科が共同で、クリエイターズレーベル「GREEN OCEAN」を2025年10月27日に設立します。この新しいレーベルの目的は、次世代のクリエイター達への支援を強化することです。アニメーション産業が急成長を続ける中、政府も若手クリエイターの育成を応援するために官民の協力を進めています。

これまで両社は『銀河鉄道999』や『楽園追放』なと、様々なアニメーション作品のプロモーションや制作に携わってきました。その中で、次世代のアニメーターやクリエイターたちに発表の場を提供し、彼らの成長を後押ししてきた実績があります。この度東京藝術大学との連携によって、より一層具体的な形でのサポートが可能になるのです。

「GREEN OCEAN」の名称は、東京藝術大学出身である小田部羊一氏が手がけた1971年の作品『どうぶつ宝島』に由来しています。この作品で海を青ではなく緑で表現したことで、自由な発想の場を目指すという思いが込められています。

第1弾プロジェクト:特別映像『ロウルと名前のないものたち』



レーベルの設立を記念して、川崎ブレイブサンダースのマスコットキャラクター・ロウルとのコラボレーションによる特別映像『ロウルと名前のないものたち supported by 川崎ブレイブサンダース』が本日公開されました。この映像は、川崎の街を舞台にしたもので、JR川崎駅の「THE KAWASAKI VISION」にて上映されています。このビジョンは国内最大規模のLEDビジョンで、毎日40万人以上が利用する駅通路に設置されています。

映像のテーマは「百鬼夜行」。さまざまな生物が雷獣の子であるロウルと共に、川崎の街で自分たちの大切なものを見つける様子を描いています。ビジョンの特性を活かし、流れていく映像が通行人の動きとリンクする演出が施されています。

この映像は、東京藝術大学出身のアニメーション作家・植草航さんが監督を務めており、多くの修了生たちが制作に携わっています。通常とは異なる横長のディスプレイサイズに合わせたエフェクトアニメーションが施され、そのユニークな表現が注目されています。

クリエイター達の夢と情熱



設立に関する関係者のコメントからも、この「GREEN OCEAN」が非常に期待されていることが伺えます。東映アニメーションの鈴木篤志氏は、クリエイター同士の交流の場を作り出し、新たな創造が生まれることを期待しています。DeNAの田中翔太氏も、クリエイターとの協力の可能性を感じており、新たなムーブメントが発生することを望んでいます。

また、東京藝術大学の岡本美津子教授は、自由な発想を活かす場を提供することが主な目標であると語り、さらなる発展に意欲を示しています。

このように「GREEN OCEAN」は、クリエイターの育成と支援を通じて、日本のアニメーション業界を次のレベルへと引き上げることを目指しています。今後の展開から目が離せません!


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