童夢レーシングカー展示
2025-09-05 11:19:17

富士モータースポーツミュージアムで見る童夢のレーシングカー2台

富士モータースポーツミュージアムでの特別展



株式会社童夢が開発したレーシングカー、童夢RL-81とトヨタ・童夢85C-Lが、富士モータースポーツミュージアムで開催される特別企画展に展示されることが決定しました。この企画展は「耐久レースと日本 ~クルマを鍛えた進化の足跡~」と題され、2025年9月18日から2026年3月31日まで開催されます。

童夢RL-81について



1981年に登場した童夢RL-81は、あの有名なル・マン24時間レースに挑戦するために作られたグループ6のレーシングスポーツカーです。童夢は1978年に最初の市販スポーツカー「童夢零」を発表し、国際的な注目を浴びました。次なる目標はサーキットでの成功、特にル・マンレースでの完走でした。

RL-81の前身となる零RLは、最高速を誇る日本製スポーツカーを実現するために、空気抵抗を減少させたデザインが施されています。1981年には改良型が誕生し、初めてメインスポンサーも迎え入れて新しいカラーリングが施されました。この年、出場したドライバーたちは多くの困難にもかかわらず、ヨーロッパのトップチームと戦う姿を見せました。

トヨタ・童夢85C-Lの魅力



続いて展示されるトヨタ・童夢85C-Lは、1985年にグループC規定に合わせて開発されたモンスターです。この車両はトヨタのターボエンジンを搭載し、高剛性モノコックフレームによりレースでの強さを発揮します。85C-Lは、国内外のレースで数々の記録を打ち立て、日本人ドライバーたちと共にル・マン24時間レースに挑み、総合12位での完走は当時の日本チーム最上位の成績となりました。

企画展の見どころ



展示はこれらのレーシングカーだけにとどまらず、他にも日産R85V、トヨタ・スープラ HV-RやトヨタTS050 HYBRIDなど、日本モータースポーツの歴史を彩る名車たちが一堂に会します。これを機に、モータースポーツの魅力に触れてみるのはいかがでしょうか。

企画展の詳細


  • - 展示期間: 2025年9月18日(木)~2026年3月31日(火)
  • - 会場: 富士モータースポーツミュージアム(静岡県小山町)
  • - 主催: 富士モータースポーツフォレスト株式会社

この企画展は、童夢とトヨタの挑戦の歴史を体感できる貴重な機会となります。モータースポーツファンはもちろん、すべてのクルマ好きにとって見逃せない展示になることでしょう。ぜひ足を運んで、これらの伝説的なマシンの魅力を直接感じてください。


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