田宮二郎生誕90周年特集上映！神保町シアターで甦る映画の魅力

田宮二郎生誕90年特集上映の魅力

2025年8月16日から9月5日まで、神保町シアターで特集上映「生誕90年――よみがえる田宮二郎 2025」が開催されます。昭和の映画界で圧倒的な存在感を放った俳優田宮二郎の人生と作品を振り返るこの上映では、彼の代表作から未ソフト化や配信されていない貴重な作品まで多彩なラインアップが揃います。

田宮二郎とは？

田宮二郎は、映画やドラマでその名を轟かせたスタープレイヤーです。彼は『白い巨塔』の主人公として知られていますが、今回は映画俳優としての彼に焦点が当てられます。モデルから俳優へと転身し、1961年に公開された勝新太郎主演の『悪名』で一気に名声を獲得。その後のキャリアでは、「黒」シリーズや「犬」シリーズなど、数々のヒット作品を輩出し、昭和を代表するクールなイメージの俳優として知られるようになりました。

特集上映の内容

今回のイベントでは、田宮の生誕90周年を祝うにふさわしい11本の作品が上映されます。作品は以下の通りです：

- 女の一生 (1962)
- 夜の配当 (1963)
- 銭のとれる男 (1966)
- 復讐の切り札 (1966)
- 宿無し犬 (1964)
- 黒の切り札 (1964)
- 密告者 (1965)
- スパイ (1965)
- 復讐の牙 (1965)
- 脂のしたたり (1966)
- 大悪党 (1968)

これらの作品は、田宮の多才な演技力とその洗練されたスタイルを存分に楽しめる内容が詰まっています。

映画ファン必見

神保町シアターは、「本の街」としても名高いエリアに位置しており、古き良き日本映画をフィルムで上映する名画座として愛されています。今回の特集上映は、田宮二郎の映画人生を振り返る絶好の機会です。若い世代にはもちろん、彼の作品を再評価したい方々が集まること間違いなしです。

特に、未ソフト化の作品や配信サービスで観ることができない映画が上映される点は、映画ファンにとって見逃せないポイントです。