相撲の魅力をサウナで体感できる『サウナ横綱』の熱波イベント

元力士がプロデュースした『サウナ横綱』の魅力

埼玉県川越市に昨年オープンした『サウナ横綱』は、元力士オーナーの竹内太一（大翔龍）によって生まれた、新しい形のサウナ施設です。この施設では、まさに相撲の世界を体験できる独自のサービスを提供しており、特に熱波師が行う「横綱熱波」や「どすこいロウリュ」といったイベントが注目を集めています。

サウナ横綱の開業経緯

『サウナ横綱』の立ち上げには、相撲の世界で培った経験を生かし、引退後の力士に新たなキャリアを提供するという思いが込められています。オーナーの竹内は、約600名のサポーターから集めた資金を基に、このユニークなサウナをオープンしました。サウナの中には、元力士たちが熱波師として参加し、相撲に基づいたイベントを開催。これにより、訪れた客は通常のサウナ体験を超えた、特別な時間を過ごすことができます。

熱波師の挑戦

サウナ横綱で熱波師として腕をふるうのは、大翔龍と同じ追手風部屋出身の大前。彼は相撲の練習を続けつつ、サウナのスタッフとしても活躍しています。彼はこう語ります。「熱波師としての腕はまだ序ノ口ですが、お客様に相撲の雰囲気を感じて楽しんでもらえるよう、日々稽古しています。サウナ業務と相撲の技術の両立に挑戦中です。」

特別なロウリュイベント

4月には『サウナ横綱』で行われる特別なロウリュイベントが目白押しです。「横綱熱波」では、元力士による取組を披露し、相撲の世界をより身近に感じることができます。一方、「どすこいロウリュ」では、実際に使われる鉄砲柱での稽古風景や、オリジナルアロマオイル「びんづけアロマ」を使用したロウリュが行われ、相撲ファンならずとも楽しめる内容です。これにより、サウナの中でも相撲の所作を楽しむのが流行しています。

立地とアクセス

『サウナ横綱』は、本川越駅から徒歩わずか1分の位置にあり、観光のついでにも立ち寄れる便利さが魅力です。開店から4ヶ月で、Googleマップでは約400件の口コミが寄せられ、平均4.7という高評価を得ています。特に食事スペースでは、相撲部屋仕込みのちゃんこ鍋を味わうことができるため、サウナ後の楽しみが増えます。