第2回OCR100m日本選手権がFISOワールドシリーズに認定
2025年10月18日に開催される『第2回OCR100m日本選手権』が、国際オブスタクルスポーツ連盟(FISO)のワールドシリーズの一環として認定されたことが発表されました。この運動は、日本国内外での注目を集めており、オブスタクルスポーツの普及をさらに促進するきっかけとなります。
第2回OCR100m日本選手権とは
この日本選手権は、2024年に徳島県吉野川市で行われた第1回大会に続くもので、日本のトップアスリートを決定します。今回の大会では、FISOの公認コースを使用し、より国際的な舞台での競技が行われます。特に注目すべきは、この大会の記録がFISOのランキングポイントに反映されることです。これによって、海外からの参加者も増えることが期待され、オブスタクルスポーツのレベル向上が図られます。
FISOの認定背景
この認定は、FISOが日本のオブスタクルスポーツの活動を高く評価した結果であり、特に昨年の公認コース完成以来の短期間での成果を受けて決定されました。FISOの承認による国際大会としての位置付けは、アスリートたちにとって大きなモチベーションとなり、参加者数の増加も見込まれています。
参加概要
大会の詳細
- - 開催日: 2025年10月18日(土)
- - 予備日: 10月19日(日)
- - 場所: オブスタクルスポーツ吉野川コース(徳島県吉野川市鴨島町知恵島683)
- - 主催: 一般社団法人 日本オブスタクルスポーツ協会(JOSA)
- - 参加人数: 最大150名
- - 申込期間: 2025年7月1日~2025年8月31日
クラス分け
選手は年齢によって以下の8クラスに分かれて競技します:
1. 男子ユース・女子ユース (10歳~15歳)
2. 男子ジュニア・女子ジュニア (16歳~19歳)
3. 男子シニア・女子シニア (20歳~39歳)
4. 男子マスターズ・女子マスターズ (40歳以上)
入賞は国籍にかかわらず各クラスで1位から3位までが対象とされ、日本選手権とワールドシリーズの両方での入賞機会があります。
オブスタクルスポーツの魅力
オブスタクルスポーツは、障害物をクリアするために走ったり跳んだりする多彩な動きを包含します。現在、世界中で約2000万人の人々がこのスポーツに夢中になっており、日本でもその数は増加し続けています。特に、近年のOCRの人気の高まりは目を見張るものがあります。2028年のロサンゼルスオリンピックにおいても、新たな競技としてOCRが採用されることが決まっています。
JOSAの役割と未来の展望
一般社団法人 日本オブスタクルスポーツ協会(JOSA)は、このスポーツの普及と発展に努めています。オブスタクルスポーツの魅力を広め、より多くのアスリートが国際舞台で活躍できるようにサポートしていく方針です。今後もFISOと連携し、ワールドシリーズの開催を続け、国内での競技レベルを引き上げていくことを目指します。
JOSAは、子供たちが初めて触れるスポーツとしてオブスタクルスポーツを位置付け、身体を動かす楽しさを伝える取り組みも行っています。さらに、Sustainable Development Goals(SDGs)にも取り組み、未来のアスリートたちがグローバルな舞台で活躍するための環境を整えていく計画も進めています。
完全新しいオブスタクルスポーツの世界へ
この第2回OCR100m日本選手権の開催は、オブスタクルスポーツの未来に向けた大きな一歩です。JOSAの取り組みを通じて、多くのアスリートたちが新たな挑戦の場を得て、国内外での活躍を期待されています。私たちもその動向を注視し、オブスタクルスポーツの魅力を伝えていきます。