VRアニメーション『猫が見えたら』、全世界配信開始
株式会社講談社が手掛けた注目のVRアニメーション『猫が見えたら』が、2026年4月3日(金)より、SteamとMeta Storeにて世界中で配信をスタートします。すでに多数の海外映画祭でのノミネートや受賞歴を持つ本作は、精神医療というテーマに新たな光を当てる作品です。
『猫が見えたら』の背景
日本では、20人に1人が何らかの精神疾患を抱えているとされ、その背景には治療の難しさや医療システムの複雑さが存在します。精神医療の現場では、患者の回復を阻むさまざまな要因があることが指摘されています。この作品は、そんな現実にメスを入れ、観客が驚きと共に深く考えさせられる内容になっています。
物語の概要
『猫が見えたら』は、亡くなった愛猫が幻覚として見える少年が、精神疾患と診断され入院治療に至る過程を描いています。VR技術を駆使し、プレイヤーは「幻覚の猫」の視点で少年の療養生活を体感することができます。このユニークな体験を通じて、精神医療の問題や母と子の関係性、そして少年が見つける希望について、深く感じ取ることができるでしょう。
クリエイターたちの情熱
本作は、第62回ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した監督・和田淳と、数多くのVR映像を手掛け評価を得ている石丸健二が共同で制作したプロジェクトです。詳細な取材を基にした脚本と、和田監督の独特なアニメーションスタイルが融合し、観る人の心に響く作品が仕上がりました。
音声とキャスト
主人公「なおき」の声を担当するのは、若葉竜也。彼は映画やドラマで豊かな表現力を持つ俳優として知られています。また、母親「みどり」役の遊井亮子も、本作での熱演が注目を集めています。作品は日本語と英語の二言語で提供され、すべての人が楽しめるように配慮されています。
ローンチセールの実施
『猫が見えたら』の全世界配信を祝して、Steamでは2026年4月3日(金)から17日(金)までの2週間、20%オフのローンチセールが実施されます。この機会にぜひ、新たなVR体験を試してみてください。
作品の受賞歴と評価
本作は、2025年のヴェネツィア国際映画祭において公式選定され、さらにTITAN International Film Festivalでは「Best AR/VR Film」の栄冠に輝きました。また、複数の国際映画祭での公式選定を果たし、その革新的なストーリーと技術に高い評価が寄せられています。
企画・制作会社について
講談社VRラボは、2017年に設立された、VRを中心に新しいエンターテイメントを企画・研究するスタジオです。最新技術を駆使して、様々なコンテンツを生み出し、世界に向けて発信しています。『猫が見えたら』もまた、その一環として、見る人に新しい体験を提供する作品となっています。
今後、ますます広がるVRコンテンツの中で、『猫が見えたら』は多くの人に感動を与えること間違いありません。配信日を心待ちにしながら、作品の世界観を楽しみにしていてください。