アニメ原作者の新たな一歩
大人気コミック「私を喰べたい、ひとでなし」の原作者で、愛媛県在住の苗川采(なえかわ・さい)さんが、2025年にTVアニメ化される作品の宣伝を目的に、愛媛県伊予市の武智邦典(たけち・くにのり)市長を訪問しました。今回はその表敬訪問の様子を詳しくお伝えします。
表敬訪問の背景
「私を喰べたい、ひとでなし」は、2020年から「電撃マオウ」(KADOKAWA)で連載されている注目のコミックです。この作品の舞台が伊予市ということで、原作者の苗川さんは地元と密接に関わることが重要だと感じていたのでしょう。同日、彼女はイラストの描かれた色紙を手に、バッチリの準備を整えて市長を訪れました。
市長との対話
訪問当日、苗川さんは武智市長と和やかな雰囲気の中で会話を交わしました。その際、苗川さんは色紙に市長の名前を書き入れ、これを手渡しました。「この作品の宣伝のためなら何でもやります」と語る苗川さんに対し、武智市長も「こういうのは全力でやらないといけない」と賛同し、二人の熱意がひしひしと伝わりました。
対話には、青野昌司副市長や門田裕一伊予市議会議長も立ち会い、注目度の高さが伺えます。特に地元に密接な作品がアニメ化されることで、市や地域への影響を感じ取ることができました。
初公開の姿
さらに注目すべきは、苗川さんがこの訪問で「顔出しNG」として知られていた姿を初めて公開したことです。記念撮影の際、苗川さんは自身のコミック本を利用して顔を隠しながら撮影に応じました。これによりファンの間でも大きな話題となっているようです。彼女の神秘的な存在感が、一層注目を浴びています。
地域活性化の期待
これから「私を喰べたい、ひとでなし」がアニメ化されることにより、作品の舞台である伊予市が「聖地巡礼」などを通じて訪れる人々で賑わうことが期待されています。それによって地域の関係人口が増加し、さらなる地域活性化につながるでしょう。この動向は今後も目が離せません。
作品の詳細
TVアニメ
- - 原作:苗川 采「私を喰べたい、ひとでなし」
- - 総監督:葛谷直行
- - 監督:鈴木裕輔
- - シリーズ構成/脚本:広田光毅
- - キャラクターデザイン:郁山想
- - 音響監督:納谷僚介
- - 音楽:井内啓二
- - プロデュース:インフィニット
- - アニメーション制作:スタジオリングス
原作コミック
- - 出版社:KADOKAWA(電撃コミックスNEXT)
- - 連載媒体:電撃マオウ
- - 現在までの巻数:9巻(2025年2月7日現在)
公式情報
この訪問を通して、苗川采さんの作品がより多くの人々に届くことを願っています。今後の展開を見逃せません!