東京マラソンとサステナビリティ
2025-11-11 10:50:00

東京マラソン2026に向けた持続可能性の新たな取り組み

東京マラソン2026に向けた持続可能性の新たな取り組み



アスエネ株式会社が一般財団法人東京マラソン財団とサステナビリティパートナーシップを締結し、2026年から2028年にかけて開催される東京マラソンにおいて、環境への影響を最小限に抑える新たな取り組みが始まります!

この協定に基づき、アスエネは東京マラソン2026の大会運営におけるCO2排出量を算定し、その結果を見える化することで、将来的な削減施策の基礎情報を提供します。大会は、2027年に記念すべき20周年を迎えるにあたり、持続可能な大会運営を目指しています。この取り組みは、環境に配慮したイベント運営の新しいスタンダードとなることが期待されています。

東京マラソンの重要性



東京マラソンは、国内外から約39,000人のランナーが参加する日本を代表する都市型マラソンであり、約1万人のボランティアや沿道の観衆によって支えられています。近年、世界各地のマラソン大会でもCO2排出量の開示が進んでおり、この流れはスポーツイベントにおける環境配慮として国際的に認識されています。東京マラソン財団は「走る楽しさで、未来を変えていく。」を理念に掲げ、持続可能な大会運営を目指すステップを踏み出しました。

環境保全に関しては、大会運営に伴うエネルギー使用や移動、物資調達などの影響を正確にモニタリングし、必要な改善策を模索することが不可欠です。今回のパートナーシップでは、こうした視点からCO2の排出量を見える化し、大会の社会的影響をもとにした意識の広がりを支援していきます。

アスエネの役割



アスエネ株式会社は、日本発のクライメートテック企業であり、アジアNo.1のCO2排出量見える化・削減クラウドサービス「ASUENE」を提供しています。このサービスを通じて、さまざまな企業や自治体、イベントに向けて脱炭素支援を行っており、今後は東京マラソンを通じてその実績をさらに広げていくことを目指しています。

CEOの西和田浩平氏は、「東京マラソンは世界中の人々が集い、歓喜を分かち合う場です。当社は環境データを通じて大会の持続可能性を支え、“走る楽しさ”が“地球の未来を守る力”になることを目指します」と述べています。この言葉には、ただ走るだけでなく、その行動が環境への貢献につながるという意義が込められています。

各種取り組みの意義



今回のサステナビリティパートナーシップは、東京マラソンを単なるスポーツイベントから、生活者・企業・地域社会が一体となって地球環境を考える「共創の場」へと進化させることを目指しています。ランナーや観客、ボランティア一人ひとりが環境への影響を意識することで、日常の中での気づきや行動への変化が期待されます。また、企業や自治体にとっても、脱炭素経営の広報や取り組みを社会に発信する機会となり、東京マラソンとサステナビリティをつなぐ新しい社会的ムーブメントが芽生えることを願っています。

代表者からのコメント



東京マラソン財団の理事長、早野忠昭氏は「弊財団は、環境に配慮した大会運営を継続的に進めてきました。アスエネとの協力により、GHG排出量の削減をさらに進めます」と語ります。一方、西和田氏は「私たちの使命は次世代により良い世界を残すこと。そのため、東京マラソンを舞台にした環境意識の進化を支えていきます」との意気込みを示しています。

まとめ



今後3年間、アスエネと東京マラソンのサステナビリティパートナーシップによって、持続可能な大会運営の新たなステージが築かれます。この取り組みは、未来を見据え、東京マラソンを通じて環境に優しい社会を目指す重要な一歩です。全ての参加者がともにサステナビリティを意識することで、より良い未来を築くための共創の場としての役割が果たされることを期待しています。


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