TOKYO EPIC、脇康平氏を迎えて新たな創造性の地平を切り開く
TOKYO EPIC株式会社が、リヴァイ株式会社のCEOである脇康平氏を顧問に迎え、新しい時代のAIとアニメの融合を進めることを発表しました。このニュースは、ゲームやエンターテインメント業界での豊富な経験を持つ脇氏が、どのようにTOKYO EPICのプロジェクト「PocketANIME」をサポートするのか、期待が高まります。
脇康平氏の経歴と経験
脇康平氏は、横浜国立大学で電子情報工学を学び、2000年にセガに入社しました。彼は「シェンムー」シリーズなどのゲームデザインに携わった後、新規事業部門でビジネスプロデューサーとして活躍しました。その後、オンラインゲーム事業部門に移り、スマートフォン向けゲーム「デーモントライヴ」のプロデューサーとしても知られています。2013年にはヤフー株式会社に移り、ゲームプラットフォームの立ち上げやAIチャットボット事業の推進に貢献しました。
2023年にリヴァイ株式会社を創業し、現在はその代表取締役社長として、エンターテインメントの枠組みを越えた新しいビジネスを展開しています。
AIとアニメの融合
脇氏は、「AIはアニメ制作における新しい筆になり得る」と語りますが、物語の根幹は人間が描くものであると信じています。脇氏はAIを利用することで日本のクリエイターが持つ独自の創造性を発揮し、世界市場に羽ばたくことが可能であると考えています。それに向けた大きな第一歩をTOKYO EPICと共に踏み出したいとコメントしています。
一方、TOKYO EPICの代表取締役である和田亮一氏は、脇氏の多岐にわたる専門知識と経験が新しいIP創出に寄与することを期待しています。日本から全世界へのストーリーを届けるために協力することができるのは心強いと述べており、今後の展開に大いに期待が寄せられています。
TOKYO EPICの目指すもの
TOKYO EPICは、「無限に物語を生み出す新たな時代のストーリーテラー」というビジョンの下、AIを活用したアニメーション制作に力を入れています。独自に開発した制作パイプラインにより、短期間で高品質なショートアニメを製作することが可能です。さらに、オリジナルIPの開発から教育事業までを幅広く展開し、2026年には京都で「World A.I. Film Festival Kyoto(WAIFF KYOTO)」を開催予定です。
このように、TOKYO EPICは新しいクリエイティブ分野を切り開く存在となるための一歩を踏み出しました。これからも彼らの活動から目が離せません。