ポルトガルデフリンピック代表選手団が神奈川県に来県
2025年に開催される東京デフリンピックに向けて、ポルトガル共和国パラリンピック委員会が神奈川県と藤沢市との連携のもと、事前キャンプを実施することが決まり、合同協定が締結されました。この素晴らしいニュースは、スポーツと文化の交流が深化する重要な一歩と言えるでしょう。
協定締結式の詳細
令和7年7月18日金曜日の午後3時30分から3時55分まで、県庁本庁舎4階で協定締結式が行われます。出席者には、神奈川県知事の黒岩祐治氏、藤沢市長の鈴木恒夫氏、そして駐日ポルトガル大使のジルベルト・ジェロニム氏が名を連ねます。この式典は、ポルトガル代表選手団が神奈川県でのキャンプを正式に開始するにあたり、非常に重要な意味を持っています。
事前キャンプの概要
事前キャンプは令和7年11月8日から11月16日までの9日間行われます。このキャンプは藤沢市のアサンテスポーツパーク、県立スポーツセンターにて実施されます。これは東京2020パラリンピックの際にも同じ場所で事前キャンプが行われた経験があり、多くの競技関係者にとっては親しみのある場所です。
選手団は合計30名程度で、選手12名をはじめとするコーチや医療スタッフが参加します。競技は陸上、水泳、射撃、柔道、自転車競技の5種目が予定されており、さまざまなスポーツが展開されることが期待されています。
前回のデフリンピックでの成果
ポルトガルは前回のブラジルで開催されたデフリンピック大会においても、その実力を証明しています。自転車競技では、タイムトライアルで銅メダル、ポイントレースでは金メダルを獲得。柔道の63キロ級でも金メダル、レスリングのグレコローマンでは銀メダルを手にしました。これらの成果は選手たちの努力とチーム全体の支援によるものであり、今後の大会でもさらなる飛躍が期待されます。
取材のご案内
協定締結式は一般にも開放されており、当日の取材も可能です。直接会場にお越しいただければ、記念撮影の後に出席者へのインタビュータイムも設ける予定ですが、進行状況によっては時間が確保できない可能性もあるため、ご理解ください。
この事前キャンプの実施によって、地元住民やスポーツファンとも触れ合う機会が生まれ、国際交流がさらに進展することを願っています。神奈川県と藤沢市、そしてポルトガル共和国とのつながりが深まる中、東京2025デフリンピックが楽しみです。